“対外的には、別れたことにして欲しい”「二股交際」をするための卑劣な工作も 自民・石崎徹代議士
不倫路チューの中川郁子元農水政務官、不倫騒動を起こした宮崎謙介育休議員、未公開株トラブルで自民党を離党した武藤貴也代議士……と2012年12月の総選挙で初当選した“安倍チルドレン”たちの不祥事が絶えないが、新潟1区選出の石崎徹代議士による秘書へのセクハラ行為も発覚した。
秘書へのセクハラ行為が発覚した石崎徹代議士(32)
石崎徹連合後援会の渡辺毅会長が打ち明ける。
「石崎君が、地元秘書を公募し、14年の4月、30代前半の女性が運転手兼秘書として採用されました。ところが、そのわずか1カ月後、別の秘書から、その女性が石崎君に言い寄られ、それを苦に事務所を辞めることになったと報告があった。(略)後援会幹部の数名と相談し、石崎君が信頼できる人間かどうか見極めるために、後援会活動をしばらく止めることに決めました(略)石崎君は反省し、その後、特に問題のある行動も見受けられなかったので、3カ月経って、後援会活動を再開させることにしたのです」
しかし、一方で、石崎代議士には、同時期に結婚を誓い合った交際相手が別にいたのである。
実は、地元テレビ局のBSN新潟放送に勤務する女性記者と同棲中にもかかわらず、雇ったばかりの運転手兼秘書に関係を迫っていたのだ。
■“対外的には別れたことにして欲しい”
「その女性記者は、初当選でバンザイをしている石崎さんのところに取材に行き、お互いひと目惚れで、すぐに交際するようになったと話していた。彼女は子どもの頃、母親とともに中国から来日し、新潟の大学を卒業して、テレビ局に入社しました。いまは20代後半になり、日本語はペラペラですけど、中国籍のまま。ロングヘアでスラリとしたスタイルのなかなかの美人です」
と明かすのは、親しい知人だ。
「交際を始めてから半年ほど経った、翌13年の夏くらいからは、信濃川沿いの高級マンションを2人で借り、結婚することを前提に同棲生活を始めました。でも、その秋には、“石崎さんに女の影がある”という不安を口にするようになった。そのせいで、幾度となく、別れ話も切り出したようですが、“別れたくない”という石崎さんの言葉に折れて、交際を続けていたのです」
ところが、14年の秋になると、石崎代議士から“対外的には、別れたことにして欲しい”と頼んできたという。
「ただ、“その代わり、1年間辛抱してくれたら、結婚できるから”と言ってきたそうです。その言葉を信用すべきかどうか、彼女は悩んでいました。その年の暮れ、石崎さんにとって2回目の衆院選があったので、周りの人たちは“選挙のためだったんだよ”と慰めていたのですが……。それでも、結局、耳に入ってくる浮気の噂に耐え切れなかったのか、昨年の夏、吹っ切れた様子で、別れることを決意していました」(同)
石崎代議士が、その女性記者の女心を弄んでいたのは間違いない。
■怪文書
というのも、“対外的には、別れたことにして欲しい”と頼んできたその時期から、自民党の先輩議員の女性秘書と、二股交際を始めていたからである。
4期目で前文科副大臣、丹羽秀樹代議士の事務所関係者によれば、
「昨年の6月、石崎さんと秘書が付き合っているという怪文書が、うちの代議士の自宅に、それもなぜか代議士の母親宛てに届いた。最初は、怪文書ですから信用もしていなかったのですが、徐々にあちこちから2人が交際しているという話が耳に入ってくるようになりました」
どうやら、石崎代議士の好みの女性のタイプは一貫しているようで、年齢は20代後半のこの秘書もロングヘアで、スラリとした体型だという。仕事は、丹羽代議士のスケジュールと小口現金の管理だった。
「色々、調べてみると、代議士が文科副大臣だったとき、石崎さんの地元政界関係者の陳情が優先的にスケジュールに組み込まれていたり、その秘書がうちの支援者に、石崎さんを紹介すると持ち掛けていたこともわかりました」(同)
■情報漏洩
政治家にとって、支援者の情報などは、ある種、“企業秘密”のような面があるという。それらの情報が石崎代議士に流されていると確信し、9月初め、丹羽代議士は女性秘書と話し合いの場を持った。
「代議士が、“付き合ってるの?”と聞いたら、“はい、1年くらい前からです”と答えた。つまり、14年の秋には、すでに交際が始まっていたということです。石崎さんからスケジュール調整を頼まれたことも認めたので、“そういうことでは困る。このまま、うちの事務所で仕事が続けられるの?”と問い質すと、“辞めます”と。彼女には、昨年の9月いっぱいで事務所を辞めてもらった。後から聞くと、周囲の人たちには、“石崎さんと結婚するつもり”と公言していました」(同)
石崎代議士の女性遍歴をあらためて整理してみると、初当選直後からBSN新潟放送の女性記者と交際を始め、その最中、事務所に入ってきたばかりの運転手兼秘書へのセクハラ行為に及び、さらには性懲りもなく、丹羽代議士の秘書と二股交際をしていた……。まさに、安倍チルドレン最凶のチャラ男というほかない。
政治家というよりは、性事家と呼ぶに相応しい石崎徹代議士
■本人の弁は……
3月13日、地元新潟での集会を終えた石崎代議士に不道徳な日常について訊ねるべく、声をかけたものの、何も語らず。翌日、書面で、
「セクハラをした事実も、二股交際の事実も一切ありません」
との回答を寄せた。
政治評論家の浅川博忠氏は、こう指摘する。
「12年の総選挙は、自民党に追い風が吹き、候補者の当選は難しくはありませんでした。しかも、公募の選定はそれぞれの県連に任され、主な基準が、海外留学経験や学歴、見栄えの良さや若さなどになってしまっていました。宮崎元代議士やこの石崎代議士などはその典型例です。本来、1、2回生は政策の基礎的な勉強に励み、選挙区内を隈なくまわって、多忙を極めているはず。でも、楽に選挙に勝ったために、議員バッジの重みを感じず、女遊びの道具くらいにしか考えていないのではないでしょうか」
政治家というよりは、性事家と呼ぶに相応しいのである。
「特集 『安倍チルドレン』最凶のチャラ男! 表の顔は『婚活議連』事務局長! 秘書にセクハラ! 堂々と二股! 32歳『石崎徹』代議士の不道徳な日常」より
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