「北川景子」「DAIGO」披露宴のご祝儀はいくらになるかの皮算用

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「黄金の昭和」を髣髴(ほうふつ)させる挙式となりそうだ。女優の北川景子(29)と歌手のDAIGO(37)の結婚式と披露宴が、4月29日の「昭和の日」に行われる。披露宴の場所は超豪華なホテルの宴会場で、ジミ婚が主流の平成の世にあって、ジャパン・アズ・ナンバーワンでイケイケだった昭和の日本を思わせる派手さなのだ。となると、「ゲス」な話ではあるがご祝儀のほうも……。

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“金”キラキンの新婚夫婦

 1月11日の入籍直後に開かれた記者会見自体、200人超の報道陣が駆け付ける派手なものだった。DAIGOが北川のことを、

「とにかく素敵な女性。俺の隣にいてくれればいい。ウィッシュ(DAIGOの決め台詞)」

 こう持ち上げて惚気(のろけ)れば、北川も、

「笑顔でいられて、頼りがいがある」

 と応じ、ここでも、スマートさを求めるカップルが多い昨今、昭和チックでベタなラブラブぶりを見せつけたのである。

 そんなアツい2人が来月29日に披露宴を行うのだが、

「3月上旬までに関係者に招待状が送られていて、会場は東京のグランドプリンスホテル新高輪の『飛天の間』に決まっています」

 と、ある芸能記者は明かす。飛天の間と言えば、610坪の広さを誇り、天井の高さも最高で23メートルと、「東洋一の宴会場」と謳(うた)われた豪奢さで知られている。これまでにも森進一・昌子、郷ひろみ・二谷友里恵など、大物芸能人カップルが宴席を催してきた。

「北川とDAIGOは600人の招待客を想定していて、芸能界からは志村けんなどの大御所、また新郎の祖父が竹下登元総理であることから政治家の出席も予定されています」(同)

■1人30万円が「常識」

 そこで気になるのは、披露宴出席者たちのご祝儀の金額。芸能レポーターの城下尊之氏が解説するには、

「この手の芸能人の披露宴では、ご祝儀は最低30万円が『常識』。ビートたけしさんや大手芸能プロダクションの社長クラスになると『1本』、つまり100万円包みます」

 仮に「最低ライン」の1人あたり30万円で計算してみても、600人だとご祝儀の総額は何と1億8000万円に達する。新婚夫婦にとっては「めでたい」ことこの上ないだろうが、いくら「常識」があるとはいえ、それを守るのが難しい芸能人もいる。

「2人と番組で共演したことのある若い芸能人にも招待状が送られていて、その中の1人によれば、『俺たちにとって30万円は厳しい』と。したがって、彼らの間では『お前のところに招待状来た? お前が行くなら俺も行くけど……』といった会話が交わされています。ご祝儀のことを考えて尻込みしている芸能人もいるんです」(前出記者)

 必ずしも、招待客全員が2人のようにハッピーな気持ちで披露宴に臨(のぞ)めるわけではないことに加えて、芸能ジャーナリストの本多圭氏は、新郎新婦の見た目の派手さとは裏腹に、

「今回の披露宴はご祝儀狙いではないかなどと言われかねないほど、DAIGOにはヒット曲が1曲もなく、ミュージシャンとして先が見えてしまっています」

 と、先回りして懸念する。

 披露宴の豪華さに浮かれることなく、北川とDAIGOの新婚家庭の未来に、努々(ゆめゆめ)、「不吉な時限爆弾」が待ち受けていることなどないようにウィッシュ(wish)するばかりである。

「ワイド特集 春色の時限爆弾」より

週刊新潮 2016年3月24日号掲載

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