こんな記事も読まれています
狩猟免許試験は「この絵のまま出ます」試験問題が手に入る講習会〈田舎暮らし3年で「罠猟師」への道!(3)〉
田舎暮らしを続けるノンフィクションライター・清泉亮氏は、「罠猟師」の資格取得のための事前講習会に臨んだ。そこで出会ったハンターガール氏から“おすそ分け”の重要性を学び、「狩猟のマナー」講義でも同様のことを聞かされた。つづく講義は……。
***
事前講習会の最大のメリットを悟らせる機会は、午前中最後の講義「鳥獣判別」で訪れた。
猟友会の老講師がハイッハイッとの掛け声とともに、紙芝居大にカラーで印刷された鳥や獣の絵を見せ、それが狩猟が許可されているものかどうかを解説している最中、やはり後方から大きな声が上がった。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
集落は× 別荘地は◎ 田舎暮らしの新しい提案――清泉亮(ノンフィクションライター)
住めば都と言う。だが、田舎暮らしとはすなわち、地元住民との果てなき異文化交流である。最初に移住した集落で“泥濘(ぬかるみ)”にはまった後、別荘地に移って心の平穏を得たノンフィクションライターの清泉亮氏。田舎暮らしの常識を覆す、その真率な告白をお届けする。
***
好奇心に襟首をつかまれたわけでも、バラ色の人生を夢みたわけでもない。
かの旅の汽車の車掌が
ゆくりなくも
我が中学の友なりしかな
と、石川啄木が詠んだごとく、人口1000人弱の小さな集落である。...
つづきを読む