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百田尚樹氏最新作が物議を醸す 『永遠の0』を超えた最高の問題作
『永遠の0』『海賊とよばれた男』等のベストセラーで知られる百田尚樹氏は、発言や著作でこれまでに数々の共感や感動と共に、様々な物議も醸してきた。
今回も例外ではないのかもしれない。
『カエルの楽園』もまた、発売早々、議論を呼んでいるのだ。
寓話か風刺か
物語は、アマガエルのソクラテスとロベルトが、天敵に襲われる恐怖と隣り合わせの祖国を捨て、安住の地を求めて旅に出るところから始まる。道中、様々な困難にぶつかりながらも、ついに理想的な国「ナパージュ」に辿り着いた二匹は、ナパージュのカエルたちから良いところを学んで、祖国に帰ろうと決意する――と、こう書くとカエルたちの冒険と奮闘を描いたほのぼのストーリーのようにも思えるが、読者からのレビューにはそういう色合いはまったく見られない。...
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教えて!石破幹事長 その1「集団的自衛権の行使容認は、中国・韓国を刺激しませんか?」
国会でも「集団的自衛権」に関する論戦が増えてきた。現行憲法下において行使を容認すべきかどうかについては、賛否両論、様々な意見がある。
そこで安全保障政策のエキスパートで、今月、新著『日本人のための「集団的自衛権」入門』を刊行したばかりの石破茂自民党幹事長にいくつか素朴な疑問をぶつけてみた。
まずは「行使容認すると、中国や韓国を刺激しないか?」という疑問。
これについて石破氏は、「集団的自衛権は、国連憲章第五一条に定められた、すべての国連加盟国に認められた権利です」としたうえで、このように説明する。...
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