“無理無理、絶対……” 拒む「ベッキー」を長崎の実家に誘った「ゲス川谷」
1月末、ベッキー(31)が所属する「サンミュージックプロダクション」の担当マネージャーによって、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)への“事情聴取”が行われていた。川谷は、ベッキーとの2度目の密会の場で“(妻と)年内に別れようと思っている”と伝えたという。
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「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)
そもそもベッキーの取った行動は法的に不倫と見なされるのか否か。フラクタル法律事務所の田村勇人弁護士は、
「交際前に、“妻から離婚を切り出され、すでに別居中で、年内には離婚”という情報が伝えられたとすれば、これは不倫に当らないと思います」
そう指摘する一方で、
「“妻とうまくいっていないんだ”という台詞は不倫男の常套句。それだけで破綻していると信じてしまうのはどうでしょう」
と疑問を投げかける。思慕する人から妻との、「感情のもつれ」を打ち明けられたら鵜呑みにしたくなるのが、恋する女の本能というもの。だが、別居の事実などなく、ベッキーを離したくない一心で、男が状況を“騙(かた)った”可能性も否定できない。そう考えると、17歳から生き馬の目を抜く芸能界の荒波に揉まれてきた彼女にしては、軽率だったと言わざるを得まい。
■ゲスのマネージャーも引きとめたが……
もっとも、そうやってベッキーを走らせたものを、
「恋愛経験の乏しさ」
と“分析”するのは、彼女をよく知る関係者である。箸が転んでも笑う年頃じゃあるまいしと、首を傾げる向きも多かろうが、
「事務所から恋愛禁止を言い渡されていたわけではなく、彼女の方が“20代は全力で仕事に打ち込みたい”と封印してきたのです。もちろん気になるオトコができたこともありましたが、必ずマネージャーに報告していたし、常に仕事を優先していました」
いわば耐えねばならなかった時間が過ぎ、三十路を迎えたベッキーの心に隙ができた。そしてそこへ川谷が入り込んだ恰好なのだ。それでもベッキーは12月下旬になって、関係を担当者にこう説明している。
「“彼女がいる人を好きになっちゃった。でも年内には別れるみたい”と、川谷の名前もあげて話したそうです」(番組制作会社幹部)
彼女がいるとは言ったが、妻帯者とは告げなかった。破綻している関係とはいえ奥さんがいるとわかれば、マネージャーは全力で止めていたに違いない。相前後し、川谷も付き人に、「離婚と彼女との交際」を明かしている。
「事務所の人間は、“それなら早く離婚届を出すべきだ。スキャンダルになって相手に迷惑がかかってしまう”と引き止めたんですが、当の彼が聞く耳をもたなかった」(先の音楽関係者)
■“姪がベッキーの大ファンだから”
不倫疑惑報道の洗礼を受け、休業を余儀なくされたベッキー(31)
結局、年内離婚の約束は果たされることがなかった。
「もう少し時間がかかりそうかな」
と川谷はベッキーに伝えたうえで、新年を実家・長崎で迎えようと声を掛けたのだった。それは昨年の大みそか、「ゲス」が初出場を決めていた紅白歌合戦のリハーサルの合間でのこと。
「正月どうする? 長崎行くけど」
「無理無理、絶対。実家なんて」
しかるに川谷は誘いの手を緩めない。
「彼の姪がベッキーの大ファンだからと言い募ったようですが、本当のところは両親にも紹介したかったんだと思います。川谷さんは両親に“離婚は秒読み”だと言っている。それに対して、“早く別れてベッキーさんを幸せにしてあげなさい”と両親が諭すような言葉をかけたようです」(芸能プロ幹部)
ベッキーとしてはまったく後ろ向きだった男の実家での滞在に、運命がいたずらをした。1月4日、2人が実家を出たところで文春記者の直撃を受けたのである。
■LINEの真相は
それでもなお、双方がLINE、すなわちスマホを通じた私信のやりとりで連絡を取り続けたことは、すでに報じられている。
とりわけ1月6日に行なわれた謝罪会見の前日、
〈友達で押し通す予定!笑〉、〈不倫じゃありません!〉、〈センテンス スプリング!〉
などとやり取りしたことを、その後に文春(センテンス スプリング)が取り上げたことで、世間のベッキー批判は最高潮に達する。虎の尾を思い切り踏むのに似た行為だったわけだが、ある民放幹部によれば、
「会見前日の時点で彼女は記事に目を通していませんし、ましてLINEが文春に筒抜けになっているとは思いもしなかった。今となってはバカみたいですが、離婚届が遅かれ早かれ提出されるものと本気で信じていた。会見を乗り越えた先に『明るい未来』を見据えていたのです」
したがって、
「川谷との関係が奥さんを傷つけているなんて思いもしなかったし、離婚届が提出されるまで『友達関係』で通すというのは、2人の共通認識だった。互いを励ます意味で、メッセージを送り合っていたのです」(同)
しかしながら、会見をしてからというもの、
「メディアでの糾弾ぶり、櫛の歯が欠けるようになくなっていく仕事、そして『文春第2弾』で奥さんが明かした“川谷が一方的に離婚を迫っているという事実”を受け止め、ようやく醒めた。それは川谷にというよりはむしろ、恋をしていた自分自身にと言った方が適当かもしれません」(同)
結果、2人は1月中旬を機に絶交したのだった。
「特集 ゲス川谷と決別!『ベッキー』の告解」より