「ゲス川谷」事情聴取で告白 「ベッキー」を落とした悪質手口その全貌

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 年明け早々、不倫疑惑報道の洗礼を受け、休業を余儀なくされたベッキー(31)。相手の「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)とは決別し、蟄居の身の上の彼女による告解とは。

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「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)

 ベッキーは、大ファンだったアーティスト「ゲスの極み乙女。」ボーカルの川谷絵音と夢のような2カ月余を過ごし、理想の家庭さえ思い描いた。しかしながら、2人の“不倫旅行”までを暴いた週刊文春の報道をきっかけに、悪夢のごとき現実へと突き落とされたのだった。

 1月30日から休業を余儀なくされた彼女は目下、実家で蟄居状態にある。川谷とは別れ、彼に関する連絡先も挙げて消去した。

 川谷は妻帯者であり、すなわち道ならぬ恋であったのだから、ベッキーがレギュラー番組10本への出演を見合わせ、CM9本を失い、メディアから消えるのは当然と評する声は根強い。

 とは言うものの、その根拠とされる不倫関係を両人が自覚していたのかなど、判然としないことも少なくない。以下、2人の証言を中心に、出会いから別れまでを追っていこう。

■川谷の“語り”によれば……

 このことを物語るために、まず1月25日の出来事から始めなければならない。それというのも、ベッキーのマネージャーによって、川谷への“事情聴取”が行なわれていたからだ。

 この日、ベッキーの所属事務所「サンミュージックプロダクション」の担当マネージャーは、川谷の所属事務所「スペースシャワーミュージック」の会議室へ赴いた。そこへ、収録を終えた川谷が付き人を従えて現れたとき、時計の針は午後7時を回っていた。挨拶もそこそこに聴取が始まったのである。

 2人の出会いは昨年10月21日、渋谷で開かれたファンクラブ・イベントにさかのぼる。川谷は当時をこんな風に振り返っていたという。

「その明くる日から、インスタグラム(画像共有アプリ)を通じて、メッセージのやりとりが始まりました。それで僕の方から食事に誘ったんです」

 当初はグループ交際だったが、幾度も逢瀬を重ねるうちに秋はいつの間にか色あせていく。

「2人きりで会おうよ」

 憧れの男からの誘いを断る理由などない。11月26日、東京・中目黒の鶏鍋店「KIJIMA」で、初めて2人だけの時間を過ごした。

「次にご飯を食べたのが3日後。『錦織』っていう蕎麦屋で、そのときに奥さんがいることを打ち明けました。実際、その2週間くらい前から離婚の話をしていまして、“奥さんが家を出てしまって戻ってこない。年内に別れようと思っている”って伝えたんです」(同)

 音楽関係者のひとりが言葉を継いで、

「彼の説明は、“1回目は単なる食事だよ。でも、大人が2人だけでご飯を食べるってことは、それなりに意味があることでしょ。だから、悩ましさを抱えて誘うのは彼女に悪いなと思って離婚のことを話したんだ”というものでした」

不倫疑惑報道の洗礼を受け、休業を余儀なくされたベッキー(31)

 要するに彼はベッキーを恋愛対象として強く意識していたのだ。これに対してベッキーは、

「うゎ、ホント? 全然わからなかった」

 と言いさし、口をつぐむほかなかった。その口ぶりから察するまでもなく、「妻の存在」の告白は彼女を激しく揺さぶったのである。それもそのはず、

「ベッキーは、“川谷さんにはガールフレンドがいるけど、もう別れるみたいなんだ”とウキウキ話していたことがあります」

 とは民放プロデューサーのひとり。なぜなら、

「ベッキーの大親友で川谷とも仲の良い朝ドラヒロインがいます。もちろん彼女も川谷が妻帯者であるとは知りませんでした。そのヒロインが川谷と飲んでいるときに、“カノジョとはどうなの?”と聞くと、“関係はほぼ終わってる”と返した。そのことをヒロインは、ベッキーに話していたからです」

■「それなら待とうかと……」

 川谷が入籍したのは昨年7月のことだった。妻帯者と知った以上は身を退くのが人の道である。が、あろうことかベッキーは逆にのめりこんでいく。それは、川谷が「早期離婚」を匂わせたからに他ならない。彼が語ったところによれば、

「夫婦間にもやもやしたものがあって、感情のもつれっていうか……。そもそも奥さんの方から、“どうする?”って聞かれて、“じゃ、離婚しよっか”というところから始まったんです。でもまあ、話し合いは立ち往生することもあった。そんななかで、12月に入って、奥さんが辞めていた仕事を再開しようと面接を受けに行ったりした。“自立・離婚のための一歩だと捉えてもらって構わない”とも言われたんです」

 川谷から伝え聞いたベッキーは素直に受け取って、

「それなら待とうかなと思ったの。私のことを、“かわいいよ”とか“ずっと一緒にいたい”“大好きだよ”って言ってくれるんだ」

 こんな風に、歯の浮くような川谷の言葉を周辺に開陳していた。

「特集 ゲス川谷と決別!『ベッキー』の告解」より

週刊新潮 2016年3月3日号掲載

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