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元植民地が日本びいきなワケ 「あの頃はモラルがあった……」
■貨幣経済をもたらした
前回の記事では、『日本を愛した植民地』(荒井利子・著)をもとに戦前、日本の委任統治領だったパラオの人たちが、戦後も日本に好意を持ってくれていることをお伝えした。
なぜ彼らは今でも日本時代を懐かしむのか。同書では数多くの島民の生の声を紹介している(以下、引用は『日本を愛した植民地』より)
たとえば1925年生まれのパラオ人、フジオさん(仮名)はこう語っている。
「日本時代が良かったっていうのは、まあ金もあったし、自由で、品物はたくさんありましたから。...
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中国の南シナ海進出は“開戦”の引き金となる “予言の書”に描かれた最悪の未来
米海軍のイージス艦と中国の軍艦とのニアミス。また1月1日には南シナ海の外国船籍に対する新条例。
こんな中、先のダボス会議では、安倍首相が現在の日中関係を、第1次世界大戦で戦う前の英独関係に似ていると発言しました。日米中の緊張が日増しに高まっていますが、アメリカの作家トム・クランシーはこれらのことを驚くほど正確に予言していました。
しかも、彼が予言した世界的事件はこれだけではありません。1994年に刊行された『日米開戦』では、ジャンボジェット機をワシントンの議会議事堂に突入させるという航空攻撃が描かれており、7年後の9・11テロ後に大きな話題になりました。...
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