麻薬Gメンに捕まった「NHKアナ」の「乙女」度

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 破滅へと導く“快楽”を得るために、その男は我々の受信料に手をつけた⁉

 現役のNHKアナウンサーが危険ドラッグ所持で捕まったのは、1月10日のこと。厚労省関東信越厚生局麻薬取締部は、医薬品医療機器法違反容疑で塚本堅一アナ(37)を逮捕。職場である東京・渋谷の放送センターへも捜索が入る異例の事態となったのである。

「文京区の自宅マンションで家宅捜索を受け連行されましたが、常習の疑いで麻薬Gメンたちに目をつけられていました」(社会部記者)

 塚本容疑者は2003年入局。同期には「NHK NEWS WEB」初代キャスターの橋本奈穂子アナや、フリーとなった神田愛花アナがいる。京都、金沢、沖縄の地方局を経て昨年2月から東京に配属。「ニュース シブ5時」のレポーターを担当し、逮捕のわずか2日前には、神田明神から生中継をしていたのだ。

「明治大で演劇学を専攻し古典芸能や歌舞伎に詳しく、独り暮らしの家で宝塚の録画映像を見るのが趣味だった。お菓子作りも得意で手作りケーキの喫茶店を経営したいと語る“乙女”なアナでしたね」(NHK関係者)

 さらに、テレビに映らないこんな素顔もあった。

「同僚の女子アナの前では、はんなりとした仕草で女の子同士にありがちな愚痴をこぼすため、“オネエっぽい”と評判でしたよ」(同)

 話を裏付けるかの如く、彼が愛用していたのは、その筋では有名な薬だったとか。

「同性愛者が夜の営みで快感を高める際に使う『ラッシュ』の小瓶2つを所持していた。違法になる前はゲイのメッカ・新宿2丁目で販売され、未だに愛用者が後を絶たない。彼も界隈に通っていたという話があり、入手経路について調べが続いています」(先の記者)

 図らずも最後の出演となった番組でひいたおみくじは、「吉」だったのだが――。

週刊新潮 2016年1月21日号掲載

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