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「人の肉体は最後にはこうなるのだ」 死の「裏方」を知る「葬送の仕事師」たち
母は十年かけて少しずつ死んでいった。体中の機能が失われていき、やがて口を動かす機能が失われた。口が動かなければ食べられない。ある日、母のからだに直接栄養剤を送り込むための胃瘻の手術をし、その帰りがけに、中華料理屋で母のいない食卓を囲んだ。母が二度と食べることのなかった、あの餃子の味を、私は忘れることができないだろう。
あれは生きながら母を弔う通夜だった。母が少しずつ死に向かう間、私は突き動かされるようにして、濃厚に死の匂いのする現場に入り、『エンジェルフライト』で国際霊柩を、『紙つなげ!』で被災者の再生を描いた。...
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中国人がチケット爆買いで「酒井法子」ディナーショーの実況中継
2015年の流行語大賞にも選ばれ、日本中を席巻した中国人の「爆買い」。覚醒剤事件から6年が経ち、ようやく復活の兆しも見え始めた、のりピーこと酒井法子(44)も、その恩恵に与(あず)かっていた。ただいま開催中のクリスマスディナーショーには、大勢の中国人ファンが詰めかけ、大盛況となっているのだ。
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覚醒剤取締法違反に問われた酒井が、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたのはご存じの通りだ。
その執行猶予期間の明けた13年から、クリスマスディナーショーはスタート。...
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