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中国がアメリカにとって代わる日は来ない 「習近平を最もよく知る外交官」が分析
中国がアメリカを超える日は来るのか。この問題については多くの識者が議論をしてきており、その見方は「世界一の大国となる」から「もうすぐ崩壊する」まで様々だ。2006年から2010年まで駐中国大使を務めた宮本雄二氏は、新著『習近平の中国』の中で、次のように分析している。(以下は同書より抜粋)
■既存秩序の最大の受益者
中国が現在の国際秩序の破壊者となることは自殺行為である。
私の観察では、中国が経済リベラリズムに依拠する既存の国際経済秩序を否定したり、破壊したりすることは考えられない。...
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USA「女子サッカー」はなぜあんなに強いのか――林壮一(ノンフィクションライター)
実は本国ではサッカーは人気がない上に、ビジネスとしても成立していない。
それがなぜあれほど強いのか? カギは「教育システム」にあるという。
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この夏の話題を独占した感のあるサッカー女子ワールドカップ。7月5日にシルバーメダルを手にしたものの、なでしこジャパンはアメリカ女子代表に、まるで歯が立たなかった。
フィジカルの強さもボールの支配率も、大人と子供ほどの差があった。開始から16分で4失点。そのうち3点を、ベテランMF、カルリ・ロイドに決められた。...
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