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はじまりは「おむつカバー」だった 「介護」という言葉をつくった下町企業(1)
(1)始まりはご近所のお悩み相談だった
今ではごく普通に使われている「介護」という言葉。この言葉が実は40年前に、ひとりの経営者によって「作られた言葉」であることをご存じだろうか。
その経営者とは、東京・墨田区にあるフットマーク社の代表取締役会長・磯部成文である。磯部が、経営学者の三宅秀道と共に著した初めての著書『なんにもないから知恵が出る 驚異の下町企業フットマーク社の挑戦』には、「介護」という言葉を発明するにいたった経緯が綴られている。...
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最高益で“初の年間王座”が見えてきた「伊藤忠」
早起きは三文の得。5年前、伊藤忠商事の社長に就任した岡藤正広氏(65)は、社員に“朝型業務”を推奨して業務の効率化を図った。結果、莫大な利益を会社にもたらし、初の業界トップの“栄誉”まで見えてきたのだ。果たして、落とし穴はないのか。
大手商社の2015年度中間決算が出揃った。注目すべきは、最終利益の予想額だ。“王者”三菱商事は1549億円で、三井物産は1306億円。そして伊藤忠商事が2127億円で、過去最高益を更新した。
「これで三菱商事は、来年3月期決算で16年ぶりに陥落し、伊藤忠商事に首位の座を明け渡す公算が高くなりました」
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