[尼崎事件]家庭ピラミッドではプードル以下だった右腕 角田美代子の「暴力担当の供述調書120枚」(5)
「尼崎事件」の主謀者・角田(すみだ)美代子を支えた李正則(41)は、3件の殺人を含む最多の10の罪で起訴された。まさに美代子の“右腕”というべき存在である。現在、無期懲役の一審判決が下されているが、彼は「美代子ファミリー」の中では“ペット以下”の存在だった。
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正則は、12年12月16日付調書でファミリーについて、
〈血の繋がっていない、寄せ集め的な家族〉
と表現している。美代子の餌食となり命を落とした人もいれば逃げおおせた人もいて、正則を美代子に引き合わせた継父も、一時は監禁下で虐待されながら、脱走して難を逃れている。...