「郵政3社」好スタートで「年末相場」の勘所

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「順調な滑り出しだったと言っていいでしょう」(経済部記者)

 11月4日、郵政3社上場。果たして初値がどうなるのかが注目の的だったが、日本郵政が1400円に対して1631円、ゆうちょ銀行が1450円に対して1680円、かんぽ生命が2200円に対して2929円と、いずれも売り出し価格を大きく上回ったのだ。

「特に買い気配が強かったのが、かんぽ生命でした。売り出し株数が3社の中で一番少なかったことに加え、日本生命によるナショナルオーストラリア銀行の生保部門買収が報じられ、事業の成長性が高いと見られたことから、翌5日には一時4000円を超えるほどの人気となったのです」(同)
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