“大統領の上に”馬脚を現した「スー・チー」

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 あくなき権力志向というべきか――11月8日投票のミャンマー総選挙を前にした、野党NLD(国民民主連盟)の指導者アウン・サン・スー・チー女史の発言が、物議を醸している。5日、女史は記者会見で、選挙でNLDが勝利したら、〈大統領の上の地位に就いて国政を主導する〉と述べたのだ。

「外国人の配偶者、外国籍の子供を持つ場合は大統領になれない、という規定について質問があった際、彼女は“憲法には、大統領の上に立つポストを作ってはいけない、という規定はない”という滑稽な理屈を持ち出したのです」(ミャンマー在住ジャーナリスト)
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