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毛沢東は「南京大虐殺」とは一度も言わなかった 中国共産党に「歴史認識」を問う資格はない!
前回の記事でご説明したように、今の中国共産党の姿勢からは想像もつかないが、毛沢東は「反日」ではなかった。中華人民共和国は、「日本をやっつけた国民党軍をやっつけて誕生した国家」であり、毛沢東はそのことを明確に意識していた。「敵の敵」である日本は「味方」だったのだ。
だから、国民党支配の南京で起こった「南京大虐殺」には生涯一度も触れていないし、「南京大虐殺」という表現も使ったことがない。中共が編纂した「毛沢東年譜」は6000頁以上にわたって彼の行動を日々のレベルで記した「公式資料」だが、「南京大虐殺」に関して書かれているのは、大虐殺が起きたとされる1937年12月13日に記された「南京失陥」の4文字だけだ。...
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慰安婦、南京事件……「歴史問題」はなぜ水掛け論になるのか 歴史論議の作法
いわゆる「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」といった事象は、いまだに日韓、あるいは日中の間で歴史問題となっている。それぞれの出来事についての、基本的な事実すら共有できていないというのが現状である。「慰安婦」が存在したことや、南京で市民が殺された、といったところまでは互いに認めていても、人数その他で両国の主張は異なることが多い。
わずか70年ほど前のことで、なぜこんなに認識が異なるのか。
そもそも水掛け論はいつまで続くのか。
人数云々以前に、こうした疑問を抱く人も少なからずいるのではないか。...
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