[マンション偽装]安心できる“杭打ち”の深さは何メートル?
横浜のマンションから始まり、全国的な拡大を見せている「杭打ち偽装」。今回、図らずも偽装事件の舞台回しに使われた「杭」とはどのようなものなのか。
構造設計の専門家が説明する。
「一般的な杭は、コンクリートや鉄で出来ており、直径30~60センチの太さがあります。マンションを支えるだけあって1本当たり100トン以上の重さに耐える(支持力)ものもある。よく使われる既成杭は、支持層に達すると、さらに1メートルほど掘り下げて、しっかり刺さった状態にするのです」
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