「司法試験考査委員」早大憲法学教授が教え子に破廉恥メール
〈恋の命をたずぬれば 名を惜しむかな男ゆえ〉と詠んだ与謝野鉄幹は、しかし、実生活では大恋愛の末に晶子夫人と結ばれる。そんな歌人と同様、自らの立場や名声など顧みず、赤裸々な恋文を綴り続けたのは早稲田大学の中島徹教授(60)。司法試験考査委員も務める憲法学者が教え子に贈ったメッセージは、純愛とはほど遠いシロモノだった。
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早稲田大学
〈ああ、なんて素敵な写真! シシィの中に入りたい。あたたかくて、包み込まれるような柔らかさを指が覚えている、指までおかしくなってきた……〉
分別盛りの大学教授にこんなポルノ小説まがいの文面を書かせるのだから、恋心とは恐ろしいものである。このメールを受け取った中島氏の元教え子の女性(22)はこう明かす。
「中島先生の要求を断り切れず、太腿の写真を送った時の返信です。“シシィ”は私の憧れの人物である、19世紀のオーストリア皇妃・エリザベートの愛称。先生は“我が強い性格が似ている”と言って、2人きりの時はいつも、私のことをシシィと呼んでいました」
女優の本仮屋ユイカを髣髴とさせる彼女は、2011年に早大へ入学し、3年生になって“中島ゼミ”の門を叩いた。
中島氏は現在、早大大学院法務研究科の教授で、司法試験問題を教え子に漏らして在宅起訴された、“ブルー卿”こと、青柳幸一・元明大教授と同じく司法試験考査委員も務めている。
早大を代表する憲法学の権威と、そのゼミ生となった彼女との関係が急展開したのは昨年3月のことだ。
「私の誕生日に“2人で何か食べに行こう”と誘われたんです。大学にほど近いリーガロイヤルホテルに着くと、レストランが予約されていた。“学生の誕生日くらいで大げさだな”と思いましたが、大学院でも先生の指導を受けるつもりだったので、断れませんでした」
翌月には、メールで銀座に呼び出され、10万円は下らない“ミキモト”の真珠のネックレスをプレゼントされたという。
「その頃になると、このままでは一線を越えてしまうのではないか、という不安が頭を過(よぎ)るようになりました。ただ、私の心境を察した先生は、“隠しておけないことだから言うけど、僕には妻と子供がいるんだ”と言ってきたんです。さらに、“今すぐは難しいけど、いつか結婚しよう”とも」
■すべてを魅せて!
燃え上がった彼の恋心は、教授という立場すら忘れさせ、劣情を抑え込むことも出来なくなったようだ。
「初夏になると、研究室で私の体を触るようになりました。先生の要求は日増しに激しくなって、全裸で写真を撮られたこともある。先生が買ってきた布団を研究室の机の上に敷いて、体をまさぐられたのは一度や二度ではありません。授業の合間に、“少しでいいから挿(い)れさせてほしい”と迫られたことまで……」
その頃、彼女に送り付けられたメールからも、性愛への渇望ぶりは十分に伝わってくる。そこでは、
〈シシィの脚、実は大好きなんだ! あの足、歩いているだけで性的に興奮するって、知ってた?〉
〈シシィの温かい壁に包まれたい! 僕の顔をシシィの両足ではさんで、僕の顔をびしょびしょにして。立っているシシィの脚の間に、顔をおしつけるよ。そしたら、腰をくねらせて、締め付けて!〉
と、彼女の“脚”に並々ならぬ執着を覗かせる。それだけに留まらず、
〈今度一緒のときはそんなシシィの恥ずかしい姿を、カメラとビデオで記録してあげるね。とてもきれいだよ〉
〈シシィ、もっともっと、すべてを魅せて! シシィの滴がほしい! 飲みほしたい!〉
と懇願するに至っては、もはや呆れる他ない。
しかし、彼女が要求を拒むようになると、“先生”の態度は豹変するのだ。
「関係が冷め始めた昨年夏以降は、ゼミでの発言を持ち出して“あれでは大学院でやっていけない”となじられるようになりました。その後も、“君に売春容疑がかけられていて、私も警察から事情を聞かれた”などと、全く身に覚えのない話で脅されたんです」
彼女は大学院に進学したが、精神的負担に耐えられず今夏、退学した。中島氏は弁護士を通じて、
「事実の根拠を欠く記事を掲載することがないよう強く警告します」
と回答するのみ。
過去の言動について“唇寒し”と悔やんだところで、法学者としての権威は地に堕ちたも同然である。
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