「南野陽子」が知れば目を覚ます「不肖の夫」と愛人の子作りの寝物語
かつて大映ドラマで過酷な運命に翻弄されるヒロインを演じた南野陽子(48)も、不惑を過ぎて掴み取った“セレブ婚”が、こんな修羅場を招くとは想像できなかっただろう。彼女の不肖の夫は現在、愛人に訴えられ、泥沼の裁判劇の渦中にいる。そこで明かされたのは、さすがのナンノも目を覚まさざるを得ない裏切り行為の数々だった。
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かつて大映ドラマで過酷な運命に翻弄されるヒロインを演じた南野陽子
今年5月末、本誌(「週刊新潮」)の取材に対し、南野は涙ながらにこう訴えた。
「本当に夫の子供なのであれば、彼はきちんと向き合わなければならないと思います。でも、私は夫を信じていますし、いずれ真実が分かる話ですから……」
ご承知の通り、南野の夫・亀岡靖史氏(44)=仮名=については、度重なる金銭トラブルに加え、愛人である銀座の高級クラブのママを妊娠させたことまで報じられている。それでも美貌の年上女房は、次々に化けの皮が剥がされる夫を庇い続けてきた。
しかし、そんなナンノの献身も虚しく、事態はすでに最悪の展開を迎えていたのである。
愛人ママの相談を受けてきた知人が語る。
「彼女は9月中旬に女の子を出産しました。ただ、亀岡さんが一向に離婚しないことに業を煮やして、出産費用の半額などを求める裁判を起こしているのです」
そもそも亀岡氏は、3年前に客としてクラブに来店して以来、このママにゾッコンだったようだ。
「熱心に言い寄られた彼女が、根負けする格好で不倫関係が始まりました。しかも、彼は口癖のように“結婚して良かったことなんてひとつもない。妻とはもうすぐ離婚する。君と再婚したいから、先に子供だけ作らせてほしい”と言い続けた。今年の初めに妊娠が発覚すると、亀岡さんは動揺するどころか、喜びを爆発させていました」(同)
■人工授精に同意
だが、彼の“幸福”は長続きしなかった。
怒り心頭の愛人が亀岡氏に送りつけた訴状には、正妻に対する“裏切り”が生々しく綴られている。
曰く、亀岡氏は愛人が不妊症である可能性を考慮して“人工授精の同意書”に署名し、妊娠が判明してからは産婦人科への送り迎えや、転院手続きまで買って出ていた――。その文面からは、南野のことなど気にも留めず、愛人との“子作り”に励む様子が窺える。
加えて、彼が愛人の母親や兄弟にも挨拶し、南野との離婚を前提に、不倫関係の継続を画策していたことにも触れられている。先の知人が嘆息するには、
「亀岡さんに騙されていたことを悟った彼女は、妊娠が発覚してまもなく、交際を絶ち切ってシングルマザーになる決意を固めました。ただ、亀岡さんはそれ以降もしつこく彼女に言い寄っていたのです。『週刊新潮』が妊娠について報じた直後の6月23日には、嫌がる彼女を食事に連れ出して復縁を迫っています」
ちなみに、その日は南野の誕生日。もはや不肖の夫を擁護する冒頭の言葉が虚しく響くばかりだ。
当の亀岡氏は、
「子供なんて有り得ないし、裁判を起こされたこともありません!」
と、あくまでシラを切るが、愛人ママは言葉少なにこう語るのだ。
「提訴したのは事実で、訴状に書かれている内容が全てです」
来年2月には、芸能デビュー30周年を記念したソロコンサートを開催予定のナンノ。ウソで塗り固められた結婚生活から目を覚ますのは、今しかない。