[五輪エンブレム問題]「新委員会」船出の前に片付けたい「インチキ選考」仰天の真実

国内 社会

  • ブックマーク

 9月28日、五輪組織委は新たなエンブレムを選定するための「委員会」を立ち上げたが、ちょっと待て。その前にやるべきは、旧エンブレムの「インチキ選考」を調査することである。何しろそこには、不正と断ずべき、いくつもの仰天の真実が隠されているのだから。

 ***

 佐野研二郎氏(43)が手掛けたものが白紙撤回されたのだから、すみやかに新たなエンブレムを選ばなければならないことは言うまでもない。その意味では、9月28日に五輪組織委員会が理事会を開き、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(75)らをメンバーとする新たな「エンブレム委員会」が立ち上げられたのは歓迎すべきことである。...

つづきを読む