ケント・ギルバートが警鐘 「中国“膨張国家”の野心を直視せよ」
防衛省は5月29日付で「南シナ海における中国の活動」という17ページの報告書を公式サイトで公開しました。1950年代に、仏軍がインドシナ半島から撤退した直後から今日に至るまで、中華人民共和国(中共政府、PRC)が国際法を無視した埋め立てを継続的に行い、周辺諸国との交戦を続けてきた歴史や、岩礁が埋め立てられて海上基地化している様子が、時系列でよく分かります(図1、図2、図3を参照)。
それどころか、今やPRCの魔の手は、尖閣諸島から沖縄本島にも伸びようとしています。...