つんく♂ がん治療について語る「自分の感覚を信じるべき」
昨年10月喉頭がんで声帯を失う大手術を乗り越えた歌手で音楽プロデューサーのつんく♂さんが、がん治療について語った。手記『「だから、生きる。」』(新潮社刊)のなかでつんく♂さんは「自分の感覚を信じてほしい」と何度も述べている。
歌手であるつんく♂さんは若い頃より、本業での負担に加え、お酒や煙草でさらに喉に負担をかけてきたと自覚はしていた。歌手として自分の身体が楽器であると考え、体調不良になりそうな気配があるだけで病院へ行くようにしていた。そのころから調子が悪くなると薬や点滴でどうにかする、という癖がつきだしたという。...