ギニア人彼氏が書類送検された「カイヤ」と痴話喧嘩の原因の男

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 互いの浮気と離婚危機を言い募る“夫婦漫才”で、川崎麻世(52)と共に浮き沈みの激しい芸能界を生き延びてきたカイヤ(53)。さすがにワイドショーネタも尽きたかと思われたが、今度はギニア人の彼氏との痴話喧嘩が警察沙汰に発展していたのだ。しかも、原因となった“男”は世界的な大スターだった。

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結婚から25年にして、別居生活が15年目を迎えた名物夫婦

 結婚から25年にして、別居生活が15年目を迎えたこの名物夫婦。川崎が妻子を残して去った目黒区内の瀟洒な一軒家には、このところ、屈強な黒人男性が足繁く通っているという。

 近隣住民によれば、

「カイヤさんが飼っているシェパードをよく散歩させていますね。がっしりとした体格で、パッと見は強面ですけど気さくに挨拶もしてくれる。まぁ、彼女が自宅にオトコを連れ込むのは珍しいことじゃないし、“新しい恋人だろうな”と思ってましたけどね」

 この男性こそ、カイヤが昨年から付き合っているギニア出身のパピ・カマラ・ママンジャン氏(34)である。クラブでナンパした20歳近く年下の彼氏とのアツアツな交際ぶりについては、これまでにも報じられてきた。ところが、

「7月下旬のある晩、カイヤさんの自宅から男女の怒鳴り声が響き渡って、警察が駆けつける騒ぎになったんです。確かに口論する声が聞こえることはありましたが、あそこまで激しい喧嘩は初めてでした」(同)

 彼女の場合、どんな騒動も“飯のタネ”とはいえ、警察沙汰となれば話は別だ。浮気者の夫を尻目に、若いツバメとよろしくやっていたはずのカイヤの身に何が起きたのか。

「うん、パピと大喧嘩して、お巡りさんが来ちゃったのはホントです。でも、いま考えても、きっかけはバカバカしい話なのよ」

 そう弁解するのはカイヤ本人である。

■大家が被害届

「あの日は2人で『メン・イン・ブラック』のDVDを観ていたんです。その時に私が、“ウィル・スミスってカッコいいよね”と言っちゃったの。そしたらパピが、“なんだよ、それ! 俺の方がカッコいいよ!”って怒り出してね。つまり、彼が焼きもちを焼いたワケです。しかも、壁を手のひらで叩くわ、大声で喚き出すわの騒ぎになった」

 もちろん、そんな恋人の暴走を彼女が手を拱いて眺めているわけはなく、

「私も散々、怒鳴りつけてやりましたよ。そうこうしてるうちにチャイムが鳴ってね。ドアを開けたらお巡りさんが立ってた。私たちがうるさいから近所の人に通報されちゃったみたい。で、その時は叱られるだけで済んだけど、パピが叩いたせいで壁がへこんじゃって……。カンカンになった大家さんが被害届を出したんです」

 結局、2人は警察から事情聴取を受け、パピ氏は器物損壊容疑で書類送検されたのだという。

 この“事件”は川崎も初耳だったようだが、

「まだ別居する前の話ですが、僕もカイヤと地方のホテルに泊まった時、喧嘩になって殴りかかられたことがあります。“助けてぇ!”と叫んだら、他の宿泊客が通報して警察がやって来た。あの頃が懐かしいなぁ」

 この夫婦に限っては警察沙汰も“芸の内”だったのである。

「ワイド特集 陽炎の人」より

週刊新潮 2015年8月27号掲載

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