ようやく復帰「吉高由里子」を待っている大先輩「宮沢りえ」との三角関係

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 女優を「休業」していた吉高由里子(27)がようやく活動を再開する。手始めに挑戦するのは舞台だというが、要注意なのは失恋中の彼女をやる気にさせたイケメン演出家だ。この人物、最近も宮沢りえ(42)を“お持ち帰り”したと報じられるほどのモテ男。恋多き女同士の「三角関係」勃発か。

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オンナの闘いが始まるのか

 朝ドラ『花子とアン』のヒロインや昨年の紅白歌合戦で司会を務めた吉高に対する評価は高い。普通なら、ゴールデンタイムのドラマや映画の主役の仕事が次々と舞い込んできてもおかしくないが、今年に入ってずっと引き籠っていたのはどうしてなのか。

 芸能デスクが言う。

「吉高さんにとって、昨年は、女優人生の転機となるほどの1年でした。それだけに、今年に入ってからは“燃え尽き症候群”のような状態だったそうです。これに加えて、彼女のプライベートにとって大きな“事件”が2つ続いてしまったことも大きかった。ひとつは、ずっと二人三脚でやってきたマネージャーが昨年暮れに辞めたこと。そして、もうひとつの出来事は、同じ時期にロックバンド『RADWIMPS』のボーカル・野田洋次郎と別れてしまったことでした」

 慶応大学SFC出身のインテリで、映画にも主演する多才な野田は、いかにも吉高の好みのタイプ。吉高の家は、家賃数十万円のマンションだったが、実際には野田のマンションで半同棲状態だったという。それだけに、破局が尾を引いて休業が延びるのではと心配されていたのである。

 ところが、一転して10月9日から上演される舞台『大逆走』に出演すると発表したのは6月のこと。彼女を口説き落としたのは、舞台の作・演出を担当する赤堀雅秋氏(44)だった。

■猪突猛進のタイプ

〈お会いさせて頂いたときに、とても真摯で誠実で、温かいけれど、鋭い思考の方だなあという印象を受けました。たったの2時間で、私の舞台への先入観を粉砕してくださった〉

〈赤堀さんに出会ってしまったからには悔いの残らないよう尽力して取り組み、すてきな作品として残すことが出来たら〉

 出演にあたって吉高が出したコメントからは、赤堀氏に対する信頼が伝わってくる。芸能レポーターの川内天子(のりこ)氏も言うのだ。

「舞台初挑戦の吉高さんを支えることが出来るのは赤堀さんしかいません。彼女のような女優の場合、作品作りの過程で演出家への信頼が本当の恋愛に発展してゆくことは珍しくないのです。特に吉高さんは恋にも仕事にも猪突猛進のタイプですからね」

 そんな赤堀氏は、「ヨコハマ映画祭」の新人監督賞や、岸田國士戯曲賞も受賞した気鋭のアーティスト。そして、やっぱりモテ男でもある。今年1月には、舞台『三人姉妹』で共演する宮沢りえと仲良く手をつないで自宅マンションに消えていったところを女性週刊誌に撮られた。

「宮沢は現在、離婚調停中の身ですが、赤堀氏とは舞台稽古を通じて親しくなったそうです。ややこしいのは彼女も『RADWIMPS』の熱心なファンで、野田とは映画で共演したこともある。この時は宮沢が野田を“横取り”するのではと報じられましたが、赤堀さんの場合は吉高が後から乗り込んできた格好です」(前出の芸能デスク)
 そんな2人の美女の間をさまよう赤堀氏の自宅を訪ねると、

「あの、こういう場所では……忙しいのですいません!」

 とインターホンを切られてしまった。たしかに、どっちかを選ぶのは難しそうだけど。

「ワイド特集 女たちは荒野をめざす」より

週刊新潮 2015年8月13・20日夏季特大号掲載

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