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「千里の馬も伯楽に逢わず」。どんな名馬も目利きに巡り逢わなければ世に出ないと言うが、ここに紹介する至芸の品はどうか。ムダに高いモノもあるやに見えるが、いずれ劣らぬ個性の力で存在感を発揮している。仏人や中国人も買い付けに参じる日本の超高級品の数々。
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夏目漱石は『夢十夜』で不思議な夢の世界を著した。その第六夜では、鎌倉時代を生きた運慶がなぜか明治の世に現れ、仁王像を彫る様子が描かれる。
〈自分〉=(漱石)は怪訝に思いながらも、その“妙境に達した鑿と槌の使い方”に見入る。...
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猫も杓子も「クチコミ」「点数」「星」「いいね!」の時代である。いち飲食店が流行るも流行らないも、どこの馬の骨ともわからないど素人の偏った意見に左右されるなんて、飲食業界にとっては嫌な時代である。そんななか京都の老舗、板前割烹「浜作」の三代目本店主人森川裕之氏による「祇園『浜作』ミシュラン調査員撃退記」と題された記事が「新潮45 10月号」に掲載されている。同記事で森川氏は歪んだグルメガイドを持ちあげる風潮に警鐘を鳴らしている(以下《 》内は引用)。
■グルメサイト・ガイドブックで流れが変わった
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