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北方謙三vs.川上未映子 特別対談 『いまそこにいる君は』刊行『あこがれ』渡辺淳一文学賞受賞記念〈「十字路が見える」&「オモロマンティック・ボム!」拡大版〉
ハードボイルドおよび歴史小説の大家と純文学の美しき旗手。本誌(「週刊新潮」)連載でおなじみの2人の作家が、片や連載をまとめたエッセイを刊行し、こなた第1回渡辺淳一文学賞を受賞したのを記念して、はじめてご対面。話題はエッセイ論からわき毛にまで縦横に展開した。
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北方 川上さんのことは、遠くから見たことがあるんじゃないかな。
川上 私も遠くからお見かけしています。知人が直木賞や芥川賞をもらったとき、お祝いに行くと奥にいらっしゃる。...
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東京神楽坂「la kagu」内レクチャースペース「soko」にて「文豪ナイト 第一夜」が開催された。「文豪ナイト」とは「文豪」と呼ばれる文学界の大先生を、ひとりの「人間」として見つめなおし、その愛らしさや切なさをしみじみと味わい尽くすイベント。記念すべき第一夜は学生時代、誰もが親しんだ明治の文豪・夏目漱石が題材。ナビゲーターは作家の三浦しをんさんと漫画家の香日ゆらさん。文豪漱石の人間らしい一面が語られ、大いに盛り上がった。
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