キャリア36年の名脇役「村田雄浩」が妻の実母と絶縁7年の確執

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 家族間のトラブルは、他人とのそれよりも深刻なものになりがち。キャリア36年の名脇役、村田雄浩(たけひろ)(55)はアットホームな役柄を数多く演じているものの、プライベートでは妻の母親と7年間にわたって絶縁状態が続いている。“孫の顔さえ、一度も見せてもらえない”と、その母親は悲痛に訴えるのだが……。

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『渡る世間は鬼ばかり』で共演していた、20歳年下の女優・中江里香と、村田が入籍したのは2006年10月のこと。その4年前、『ショムニ』で初顔合わせし、交際が始まったという。

 中江の母親が、沈鬱な面持ちでこう振り返った。

「最初、有名俳優と付き合えて、娘には夢のようだったはずです。でも、結婚する1年くらい前から村田のマンションで同棲を始めると、SOSの電話が頻繁にかかってくるようになった。“生活費を全然くれなくて、化粧品も買えない。お母さん、試供品でも構わないから貰えないかな”と言ってきたり……。娘は女優だったのに、あんまりです」

 他にも、何百通もの礼状を書かされたり、すべての家事を押し付けられ、女優としてのレッスンが満足に受けられなくなったと愚痴をこぼしたという。

「マンションを訪ねたとき、娘は床を雑巾で拭く手を休めませんでした。怯えたように、“きれいにしておかないと怒られるから”と。ちょっとした失敗で、長時間説教され、土下座で謝罪させられるのも一度や二度でないと聞きました」(同)

■“思い込み”

 2人の熱愛が『FRIDAY』で報じられたのを機に、結婚を発表。しかし、村田の妻に対する“付き人”のような扱いは変わらなかったという。

 母親が続ける。

「村田に話し合いを求めても、“もう、やめましょう”と言うばかり。だんだんと、娘も私の電話に出なくなり、そのうち、“ほっといて!”と怒り出し、09年の1月には、私に“絶縁メール”を送ってきたのです」

 その年の9月、村田夫婦は娘をもうけるが、それはテレビで知ることに。

「村田や娘は私が電話しても、完全に無視。孫に会いたい一心でテレビ局にも連絡しましたが、取りあってもらえなかった。村田のDVによって、娘は“洗脳”されている。私自身、夫のDVで離婚しましたから、それが分かります。7年近くも娘の顔を見ることもできず、私は心配のあまり、うつ病になってしまって……」(同)

 さて、DV夫呼ばわりされた村田は、どう答えるか。

「長い間、お義母さんと音信不通なのは事実です。ただ、それは、お義母さんの思い込みから始まったことです。もちろん、私は妻にDVなどしていませんし、家族3人幸せに暮らしています。まったくの事実無根なので、私もほとほと困り果てました」

 当初は、家族会議を開き、解決を図ったこともあったという。

「でも、お義母さんは思い込みを一方的に主張されるだけで、どうしょうもなかった。私だって、お義母さんに娘を会わせたいという気持ちはあります。でも、あのようなヒステリックな状態では無理。すべては、家族を守るためです」

 縺(もつ)れに縺れた糸は、簡単には解(ほど)けそうにない。

「ワイド特集 真昼の怪談」より

週刊新潮 2015年7月30日号掲載

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