JAXAの月面着陸計画に黄信号を灯す「宇宙政策担当大臣」

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「我々は月へ行くことを選んだ」。東西冷戦真っ只中の1961年にケネディ大統領が『アポロ計画』を打ち出してから半世紀。ようやく日本も月面探査に乗り出すことになった。政府が月面着陸計画を承認したことで関係者の士気は高まる一方だが、旗振り役のはずの「宇宙政策担当大臣」が黄信号を灯しているという。

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 米国、ロシア、中国が宇宙空間でも“覇権”を競う時代。舞台は地球から約38万キロの距離を周回する月である。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者が言う。
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