「つちやかおり」が花嫁修業に勤しんで「あの恋人」は店を出す

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 五十にして天命を知る、と孔子は言ったが、つちやかおり(50)にとっての「天命」、すなわち生涯における使命は、あの恋人(51)との二人三脚ということだろうか。ともあれ、2人は動き出したようだ。

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 ちょうど1周年である。つちやかおりが元シブがき隊のふっくんこと布川敏和(49)と離婚したのは、昨年の6月22日。言うまでもなく、原因は本誌がキャッチした割烹店主の恋人との手つなぎ愛だった。

 以後、“離婚うつ”に襲われて引きこもり状態に陥ったとされる前夫を尻目に、“幸せオーラ”を発散し続け、その様子はフェイスブック上に顕著に窺えた。たとえば3月26日には、

〈宮崎の友人○○○くんから日向夏が(o^^o)〉

 と恋人のことを紹介(原文にはひらがな2文字が入る)。5月5日には恋人を含めたダブルデートのような写真を載せ、13日にも、集合写真の中に体を寄せ合った2人が。20日には、おもちゃのメガネをかけてじゃれ合う写真を掲載している。いやはや、なんと幸せそうなこと!

 そんな中に、気になる書き込みが見つかった。4月16日につちやは、

〈いつかどこかで/役に立つかな(^^)〉

 と書いて、食品衛生責任者の資格取得のための教本や、講習会の資料の写真を載せたのである。ひょっとして、これぞつちやの「天命」だろうか。

 そういえば恋人は割烹店主だったけれど、そのことと関係あるのかしらん。恋人の知人に尋ねると、

「彼は雇われで店長を務めていた港区の割烹料理店を3月いっぱいで辞めました。トラブルを起こしたわけではなく、以前から自分の店を出したいと考えていたようで、今、物件を探しているところです。当初はひとりで切り盛りできる小さなバーの予定が、周囲から個室もあったほうがいいとか、いろんな要望が出たので、予定より広めの店を探しているようです」

 な~るほど、それなら食品衛生責任者の資格が〈役に立つ〉わけだ!

■「良きパートナーとして」

 とはいえ、今もつちやは中2になる次女と2人で暮らし、恋人も別れた元妻と同居したまま。2人は再婚どころか、いまだ同棲すらしていない。

 その理由として、つちやはふっくんとの離婚協議の中で、次女が成人するまでは再婚しない旨を約束したからだ、と言われるが、つちやの知人が言う。

「あれは2人が“そのほうがいいね”という話をしただけで、単なる口約束。合意書を作ったわけでもないのです。かおりさんと布川さんは、弁護士などの第三者を一切介さず、2人きりで1時間くらい話し合って、すべてを決めたというんです。だから、慰謝料も発生していません」

 要は、思い切れば、同棲だろうと再婚だろうと、今すぐにでも可能な状況だというのだ。さて、当のつちやはなんと言うか。

「彼が50歳を機に独立して、お店を持つのは本当です。私が食品衛生責任者の資格を取ったのも事実ですが、私はまだ今の仕事が優先なので、すぐ2人でお店を、というわけではありません。彼自身がキチンとした人生設計をしたいという思いからの独立です」

 フェイスブックに書いたように、それを〈いつか〉支えるための“花嫁修業”なのだろう。つちやはこう締めくくった。

「おたがいのこれからは、良きパートナーとして二人三脚でやっていきたい、と話しています」

 暮らしを共にする日も近い、ということか。

「ワイド特集 人生劇場『土砂降りの日』」より

週刊新潮 2015年6月25日風待月増大号 掲載

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