ビジネスに英会話能力は必要ない!――知られざる「英語の害毒」
「グローバル化が進む中、ビジネスパーソンは英会話くらいできて当たり前」
こういう類の意見を耳にすることはよくあります。実際に、英語を社内公用語にする楽天のような企業も現れました。
でも、本当のところはどうなのでしょう。
もちろん、英語に限らず外国語ができるというのは価値のあるスキルでしょう。しかし、問題は「必要性」と「それを習得するためにかけるコスト(時間、費用)」が見合うかどうかのはずです。
この点について、言語学が専門の青山学院大学経営学部准教授・永井忠孝さんは、かなり独自の見解を示しています。...