研究対象は「深田恭子」の顔! 「上西小百合」代議士は化粧しか関心なし

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 下品な服装は服だけが目につき、上品な服装は女性を引き立たせる――。とは、ココ・シャネルの言葉である。翻って、上西小百合代議士(32)と聞いて思い浮かぶのは、パンダのような厚化粧しかあるまい。ご本人も気にしているのか、移動中も政策の勉強はさておき、メイクの研究に余念がない様子。しかも、目指すは“深キョン”だとか。

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 そのふてぶてしい態度は、“国会サボり”疑惑を追及された会見での姿と何ら変わりなかった。

 先月29日、東京発博多行きの新幹線に乗り合わせた乗客が振り返る。

「グリーン車の最前列にマスク姿の女性が座っていましてね。白地に黒い水玉のジャケットという派手な恰好だったので、芸能人かと思ってよく見たら、上西さんだった。リクライニングを目一杯倒して座席にもたれ込み、床には白いハイヒールが脱ぎ捨てられていた。テレビ番組で、自分の性格を“雑(ざつ)い”と話していたけど、本当にその通りでした」

 地元・大阪への帰路だったようだが、周囲の目など気にせず、一心不乱にスマホをいじっていたという。そんな彼女を夢中にさせていたのは、

「深田恭子の画像ですね。延々と検索しては、気に入った画像を保存しているようでした。それに飽きたら、今度は浜崎あゆみや安室奈美恵の画像を検索。一体、何がしたいのかと首を傾げていると、おもむろに自分の顔をスマホで撮影し始めました。どうも、深キョンやアムロの顔と比較しながら、化粧の仕方を研究しているようなのです。それ以外にも、ネイルアートの画像を熱心に調べていましたね」(同)

■“渦中の人”枠

 佳境を迎える安保法制の審議など、まるで眼中にない“浪速のエリカ様”。美容専門家が指摘するには、

「上西さんはもともと、瞼の上下に施したつけまつげを、マスカラで真っ黒にする“パンダ”メイクが印象的で、ファンデーションも塗りたくっていた。一方、騒動の後はピュアなイメージ作りのためか、ほとんどスッピン状態です。彼女は深田恭子のようなフェミニンな雰囲気が似合うと思うので、アイラインで目尻を下げ、唇をぽってりとさせて女性らしさを演出すべきだと思います」

 なんとプロの目から見ても、深キョンのメイクはお似合いだという。

 とはいえ、自分磨きの方向性を間違えているのは明らか。橋下徹大阪市長から絶縁状を突きつけられ、維新の党を追われた彼女の政治生命は風前の灯である。月65万円の立法事務費を受け取ることが出来る“一人会派”の立ち上げも暗礁に乗り上げたままだ。第二の人生を目指そうにも、

「コメンテーターとして活躍するのは難しい。“杉村太蔵”路線を狙って『サンジャポ』に出演したものの評判は散々でしたから」

 と、手厳しいのは民放でバラエティ番組を担当するプロデューサーだ。

「テレビ番組での扱いは文化人枠ではなく、“渦中の人”です。コメントは切れ味が悪いし、汚れ役にも徹し切れない。これでは他の番組からお呼びが掛かるわけがありません」

 下手に清純派など目指さず、ドギツいメイクで悪目立ちするのが、彼女の生きる道であろう。

「ワイド特集 入梅の不都合な真実」より

週刊新潮 2015年6月18日号掲載

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