まさかの乳酸菌ゼロ! 荒れ果てた「週刊新潮」記者4名の「腸内フローラ」をどうする?

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■不規則、暴飲暴食、ストレスの三拍子

「年齢とともに減少する善玉菌が計3%に満たず、これはしいて言うなら130歳くらいの少なさに相当します。また、『その他』が4割近いというのは、非常に多い。100人に2~3人で、私もここまで多い人は初めてかもしれません。善玉菌と『その他』の腸内細菌の遺伝子構造は大きく異なっているので、日和見菌か悪玉菌である可能性が高いといえます」

 不安要素に満ちているというわけだ。で、やはり、

「善玉菌のエサとなる発酵食品や、オリゴ糖が含まれるバナナも摂った方がよいでしょう」

 女性に多いとされる便秘対策として、水分は一日1リットル以上飲むのが望ましいという。が、コーヒーをホットとアイス合わせて一日20杯以上も多飲するこの記者に対しては、同席した健康カウンセラーいわく、

「それはいけません。暑い地域で飲まれることからも分かるように、コーヒーには体熱を発散させ、体を冷やす作用がある。これは同じくカフェインを含む緑茶にも言えることで、トイレが近くなり、腸の働きが悪くなる。冬場に便秘になることが多いのはそのためです。水分はただ摂ればいいというものではありません。便秘気味の方はできるだけコーヒーや緑茶を控え、ノンカフェインのハーブティーや白湯を飲みましょう」

 さらには追い打ちをかけるように、

「問診票によれば、就寝は連日深夜3~4時とのことですが、腸内環境と体内時計は無関係ではなく、これに伴って、アレルギー体質になることもあります」

 不規則、暴飲暴食、ストレスの三拍子が、腸内で存分に不協和音を奏でているさまが数字から如実に見てとれるのだ。

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