元なでしこ「大竹七未」夫の火遊びでタイ女性が妊娠したと大騒ぎ

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「我(われ)豊太郎ぬし、かくまでに我(われ)をば欺(あざむ)き玉(たま)ひしか」

 ドイツ人の踊り子・エリスが、身重の自分を残し、単身帰国を決めた恋人・豊太郎に放った恨みの言葉だ。森鴎外の小説『舞姫』の一節だが、こちらのタイ人女性はそんな心境をツイッターにて大公開。女子サッカー界を牽引してきた、元なでしこの大竹七未氏(40)の夫を激しく罵り続けている。

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 そのツイッターは、できの悪い翻訳ソフトを使ったような日本語で綴られている。

「9ヶ月の女性が妊娠したことタイ弦巻健人は鶴巻が日本に逃げた健人」

「彼は私に謝罪しなかった場合、その健人の鶴巻に知らせる。私は弦巻健人のアクションの大使館に通知します。2015年4月27日、私は出産の赤ちゃん(健人の鶴巻)を得た」

「弦巻健人利己的である」

 文法はまるでデタラメだが、薄情男を恨む気持ちは十分伝わってくる。これらをツイッターで公開したのはタイ在住の「nam」と名乗る、20歳前後の女性。今年の2月頃から4月1日まで続いた投稿は、積もり積もって1090件にも達する。要約すると、

「私は交際していた弦巻健人の子どもを身籠った。妊娠9カ月で出産予定日は4月27日なのに、弦巻は日本に逃げ帰った。謝罪がなければ日本大使館に通報する。弦巻は利己的な人だ……」

 異国での愛人との火遊びを“実名告発”された弦巻健人とは、昨年6月までタイの2部リーグ「アユタヤFC」でプレーしていた27歳の元サッカー選手。かつて日本女子代表チームのFWとして女子サッカー界を牽引し、現在は解説者として活躍する大竹七未氏の夫と説明した方が分かりやすいかもしれない。

■胎児のエコー画像

 今のところ金銭の要求はないものの、とにかくnamさんの怒りは凄まじい。ヨメの七未氏に向けて自分の大きく膨らんだお腹や2人の仲睦まじい様子が写った写真を、これ見よがしに送りつけたというのである。

 その後も、ビーチや寝室で撮影したと見られるツーショット写真を始め、弦巻が出入国時に記入した書類や胎児のエコー画像に至るまで、約2カ月にわたって送った写真は数十点。もはや単なるあてつけとは思えない、「リベンジポルノ」もかくやの粘着ぶりであった。

 バンコク在住の弁護士は、

「日本人を含め、タイの女性を妊娠させて、そのまま母国に逃げ帰る外国人は決して少なくありません」

 と、タイ人女性に同情的。

「しかも、貧しさからDNA検査や認知を求める訴訟も起こせず、泣き寝入りするケースがほとんどです。今回の女性も20歳前後と若いので、弁護士を雇う余裕があるとは思えません」

 では、当の弦巻本人は何と答えるか。

「彼女はファンの1人だったから覚えています。海に行ったことはなく、2人で撮った写真の背景に海の風景を合成させたんですよ」

 と、微妙な言い訳。namさんの妊娠については、

「妻に送ってきた画像を見て、初めて彼女が妊娠していることを知りました。もちろん、一度もそういう関係になったことはないので自分の子どもであるはずがありません。妄想でストーリーを作り上げているわけで、妻も全部理解してくれています」

 帰国した安心感からか、悪びれる様子もなく言うのだった。

「ワイド特集 叩けよ さらば開かれん」より

週刊新潮 2015年4月30日号掲載

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