「愛川欽也」の自宅に介護ベッドが運び込まれた異変
誰も年を取ることには逆らえない。テレビ東京の長寿番組『出没!アド街ック天国』の司会を降板してからというもの、愛川欽也(80)は公の場にまったく姿を見せなくなった。当初から体調不良説が囁かれていたが、実は、妻のうつみ宮土理(71)と暮らす自宅には介護ベッドが運び込まれていたのだ。
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最近は、年齢による衰えを隠しようもなくなっていた。
芸能担当記者によれば、
「“キンキン”こと愛川は20年間、1度も休むことなく、『アド街』の司会を務めました。昨年9月には、“情報番組の最高齢司会者”としてギネスの世界記録にも認定されている。ですが、早口で喋りまくるかつての弁舌は、もはや見る影もなくなっていた。なにかコメントをしても意味不明なことが少なくなかったし、かと思えば、他の出演者から話を振られて黙りこんでしまうこともありました」
オンエアでは、愛川の映った場面は幾度もカットされていたという。
結局、3月7日放送の“1000回スペシャル”をもって、『アド街』の出演に区切りをつけたのだ。
「その後、キンキンは自身が経営する劇場にも顔を出していません。ただ、うつみは、体調不良を否定している。3月30日の午前中、フジテレビの番組『ノンストップ!』に出たときも、“どうしてマスコミの人って、私たちを病気にしたがるの?”と、不満を漏らしていました」(同)
とはいえ、愛川の体調に何らかの異変が起こっているのは疑いようもないのである。
■輸液パック
愛川とうつみの夫婦が暮らすのは、都内の高級住宅地に建つ豪邸である。
近所に住む主婦が明かす。
「ちょうど、宮土理さんが『ノンストップ!』に出ていた日の夕方、あそこの家のお手伝いさんがシルバーのプリウスに乗って出掛けていきました。それからしばらくして、ドクターバッグを手にした女性看護師2人を連れて戻ってきたのです」
また、4月3日のこと、今度は、福祉用具のレンタルや販売を手掛ける会社のワゴン車が愛川の自宅ガレージに止められていたという。
「従業員が、ワゴン車の荷台からベッドサイドレールやマットレスなど、介護ベッドのパーツを降ろして、玄関から運び入れていました。組み立て作業もしていたようで、帰るまでに1時間以上かかっていました」(同)
続いて、その翌日には、別の住民によって、在宅診療専門クリニックのクルマが、ガレージに入るのを目撃されている。
「午前9時過ぎに、そのクルマに乗っていた3人組の医療スタッフが、点滴の輸液パックのようなものを持って、愛川さんの家のインターフォンを押していた。ご夫婦のどちらかが体調を崩されているとすれば、宮土理さんは買い物などで外出されるのをお見かけしているので、やはり、愛川さんの方ではないでしょうか」
そこで、愛川の自宅を訪ねると、
「本人は至って元気で、映画の台本を書いています。介護ベッド? 誰からそんな話聞いたんですか」(事務所スタッフ)
芸能人でも政治家と同じで、“健康問題”はタブーということなのか。