「水谷豊」相棒のご指名は一に「仲間由紀恵」二に「反町隆史」
3代目の相棒、成宮寛貴演じる甲斐享は、法で裁けない連中に対し独自に制裁を加える犯罪者だった……。衝撃の結末を迎えた『相棒 season13』(テレビ朝日系)の最終回。それには賛否両論あるものの、ともあれ、成宮はお役御免となった。で、早速、気になる4代目の相棒は誰なの?
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『相棒』で主役(杉下右京)をつとめる水谷豊は、番組スタッフから“殿”と呼ばれ、今や担当プロデューサーより影響力があるとか。当然、次の相棒を人選するにも、彼がクビを縦に振らなければ決まらないという。織田裕二、斎藤工、佐藤健、そして及川光博の復帰。4代目相棒の候補には様々な名前が挙がったが、
「大本命は、仲間由紀恵でした」
と、芸能デスクが明かす。
「彼女は、すでに警視庁キャリア広報課長として何度か出演していて、水谷も彼女のことがお気に入りです。初の女性相棒となれば、話題性も十分。水谷もかなり乗り気でした」
ただし、仲間のスケジュールが問題で、
「舞台『放浪記』を今秋からやることが決定しています。一方、season14も10月スタートで、仲間側と折り合いが付かなかった。もっとも仲間も相棒役をやることについては前向きで、来年秋のseason15から出演する可能性が高い」(同)
これでは4代目は、仲間に繋ぐための“ショートリリーフ”と言われてしまう。
「テレ朝がシリーズ化しているドラマ『DOCTORS 最強の名医』の主役は研音所属の沢村一樹。その関係で、現在、テレ朝はこの事務所と太いパイプがあり、研音所属の速水もこみちの名前が挙がりました。が、速水は、日テレの『ZIP!』にレギュラー出演し、他にもドラマの仕事があったりと結構忙しい。そこで、同じ事務所の反町隆史に白羽の矢が立っています」(同)
■殉職する筋書き
反町といえば、一時に比べドラマ出演が減っている感があるが、そこがミソらしい。
「旬の過ぎた俳優で、最近は視聴率も取れない。けれど、4代目相棒をやれば役者として箔がつく。たとえ、仲間への繋ぎでも断る理由はありません」(同)
先日の最終回では、天才・杉下右京も相棒の本性を見抜けず、決して万能でなかったことが判ったが、
「こうなると次のシリーズが待ち遠しいです」
とは、本誌『TVふうーん録』でお馴染の吉田潮さん。
「でも、正直なところ、反町さんの名前を聞いた瞬間、4代目相棒は短命に終わりそうだと思いました。彼のイメージは、大根役者です。歴代の相棒に比べ劣る。納得いかないファンも少なくないと思います」
反町が4代目相棒を演じるとすると、
「SAT(特殊急襲部隊)から右京の特命係に配属されてきた設定で、上司の命令には絶対服従が信条。そんな設定なら長いセリフがなくても、命令されたことに“了解です”と応じていればいい。そして、命令に従ううち、最終回であっけなく犯人に撃たれて殉職するという筋書きでしょう」(同)
反町は、実力的にもイメージ的にも4代目相棒に適任のようである。