「私はストーカー気質なの」と漏らした離婚「スザンヌ」裏語録
タレントのスザンヌ(28)が、元ソフトバンクホークス投手の斉藤和巳(37)と離婚した。2011年12月に結婚、昨年1月に長男が誕生した矢先のことだった。
***
「会見場は“スザンヌ頑張れ”という雰囲気に包まれていました」
と語るのは、3月18日の離婚会見でスザンヌにインタビューした芸能リポーターの川内天子氏。
「最近の芸能人の結婚・離婚はファックス1枚、ブログ1回で済ますことが多いんです。それが彼女は離婚にもかかわらず会見を開いた。事前のNG質問などの要望もなく、スムーズに取材できましたし、一切斉藤さんを批判することなく、気丈に振る舞っていました」
ただ、それゆえに離婚原因については、今ひとつ腑に落ちないところがある。
斉藤はこれでバツ2で、前回の離婚ではDVが原因の一つとして取り沙汰されていた。しかし、スザンヌは斉藤のDVを否定した。
斉藤が育児に協力的でなかったのが原因との見方もあったが、こちらも否定。
となると、残るは“女”しかない。斉藤は昨年12月、プロゴルファー・上田桃子(28)との親密交際を報じられている。ところが、これについてもスザンヌは、
「私にはわからない。聞くこともしてないし、彼も弁解していない。そういうことはなかったと信じたい」
少なくとも離婚理由ではないというのだ。
痺れを切らした記者から、“もしかしたら本当の離婚理由はわからないのでは”と問われると、
「本当の理由は難しい。わからない部分はあります。彼のことを嫌いになったわけでもない」
と言う始末。
だが、ヒントは彼女の“裏語録”にあった。
■面会権も主張せず
ときは11年2月、ところは東京・目黒の住宅街にあるイタリアンである。
当時斉藤と交際中だったスザンヌは、白ワインを飲みながら、親しい友人の男女2人と恋愛談義に花を咲かせていた。
友人:「さえちゃん(スザンヌの本名)はどうなの?」
スザンヌ:「別れたり付き合ったり、遠距離は大変なんだよ」
友:「さえは、近くにいたら気になってしょうがないから、逆にそれくらいの距離がいいんだよ」
ス:「そうなの、中学校からすごいヤキモチ焼きなの。もうストーカー気質!」
なお、会見の翌日に放送された日本テレビ系「ミヤネ屋」で、芸能リポーター・井上公造氏のインタビューを受けたスザンヌは、
「遠距離恋愛が長く続いて、結婚してからも離れて生活していて、子供が出来てから一緒に住みだした」
と説明している。
つまり、結婚から離婚までの3年3カ月のうち、出産までの2年2カ月は、かの友人が図らずも“それくらいの距離がいい”と言っていた関係だったのである。
それが、出産後に同居を始め、半年後、彼女曰く「忘れちゃうくらい普通の夫婦喧嘩」で斉藤が家出。その2、3カ月後、斉藤から離婚を切り出した。2人が会ったのはこれが最後で、以降直接の話し合いはなく、3月16日に離婚届にサイン、という流れになる。
「2人がおかしくなったのは子供が出来てからです」
と井上氏が指摘する。
「斉藤さんは子供が欲しくなかったとしか思えない。というか、元来、子供が好きではなかったのでは。彼は、親権はおろか面会権も主張しなかったんですから」
一般に“子は鎹(かすがい)”だが、2人には“縁の切れ目”だったということか。