ゴルフ界のレジェンド「世界のアオキ」をアマチュア扱いした超大物政治家
青木功氏(72)といえば、誰もが認めるゴルフ界のレジェンド。その青木氏がプロ生活50周年を記念して刊行した著書『勝負論』では、一流のプロならではの思考法が明かされているが、意外な大物のキャディをつとめた際の秘話も披露されている。
プロになって10勝ほど挙げた頃、青木氏は所属先の社主だった小佐野賢治氏に「明日、暇なら箱根に来ないか。角さんと一緒にゴルフをやろう」と誘われた。角さんとは田中角栄元総理のこと。ところが、翌朝ゴルフ場に行くと、すでにメンバー4人が揃っていたため、入る余地がない。...