ブーイングがなんの 「神田沙也加」筋力アップ

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 松田聖子(53)の娘でタレントの……おっと、こんな説明はもう不要かも。神田沙也加(28)の独り立ち脚力がメキメキ発達中だ。

 このたび彼女が授かったのは、年間で最も活躍した声優に贈られる「第9回声優アワード」主演女優賞。

 その理由はやっぱり、

「当アワードとしては、『アナと雪の女王』のヒットは無視できません。主人公アナを演じ、圧倒的な歌唱力と演技力をみせた神田さんに決定しました」(事務局)

 ネット投票の1次審査、審査員による2次審査を経て受賞は決まり、今年は8部門計8万5000以上の票が投じられたというから、意外と大きい賞なのね。3月7日に行われた授賞式に立ったご本人も、

“獲れるはずもない賞”

 と涙し、今後も声優業に邁進することを宣言した。

「2001年に“SAYAKA”名でデビューしたがパッとせず、芸能活動を一時休止。“神田沙也加”で06年に復帰して舞台を中心に活動するも、しばらくは親の七光りから脱せなかった。ようやく芽が出てきたといえますね」(芸能記者)

 近年は母と距離を置き、

「14年、沙也加と共に所属していた家族経営の事務所から聖子が独立、元恋人と立ち上げた新事務所に移りましたが、この時も彼女は残りました。今年1月に出した初のスタイルブックでも、父・神田正輝(64)とのツーショットは載せたのに、聖子との写真は一枚もなかった」(同)

 この受賞でさらに弾みをつけたいところだが、ネット上にて“本職が声優じゃないのに”なんて否定の声が上がっているのも事実。アワード事務局としてはどうなのでしょう?

「過去の受賞者には戸田恵子さん(57)など、専業ではない方もいらっしゃいますから、問題ない」

“ありのまま”で。

週刊新潮 2015年3月19日号掲載

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