プンプン裁判に勝訴でも「さとう珠緒」の「共演俳優」同棲遍歴

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 タレント・さとう珠緒(42)を旧所属事務所が訴えた“泥沼裁判”の第一審判決が2月13日、東京地裁で下され、原告の請求が棄却された。新聞各紙はこぞって“珠緒全面勝訴”と報じたが、原告である旧事務所側は「報道は事実と異なる」と“プンプン”である。

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「たしかに請求は棄却されましたが、事実関係は私どもの主張がほぼ認められた内容なのです」

 と憤慨するのは、珠緒とは20年の付き合いになる芸能事務所「プチスマイル」の菊池玲子社長である。

“事実関係”とは、珠緒の母親に貸付けた約1000万円が未返済であることや、彼女が美容外科の広告宣伝契約をドタキャンして約1800万円の損害が発生したという点。

 たしかに判決を読むと、

〈(本件貸付)が認められる〉

〈本件専属契約に違反するものとして、債務不履行を構成するというべき〉

 とあり、珠緒本人が出廷した際に展開したさまざまな弁明についても、

〈被告には責めに帰すべき事由はないということもできない〉

 と一刀両断している。

 では、なぜ旧事務所側の請求を棄却したのかというと、貸金については、

〈時効消滅したというべきである〉

 損害賠償についても、

〈原告が(略)損害賠償金の支払をした事実もないのであって(略)損害が発生したことを認めるに足りない〉

 だが、菊池社長曰く、

「貸金については、さとう側が債務承認をしているため、断続的に時効が中断しているのです。それを裁判所が理解していませんし、まだ出していない証拠もあります。損害賠償についても、損害はたしかに発生していて、美容外科に賠償金を支払った広告代理店から損害を通知する内容証明が届いているのです。代理店には、さとうが仕事をボイコットしてどれだけ大変だったかという内容の陳述書を書いていただいてますし、具体的な賠償請求については“第一審の判決を受けてアクションを起こす”とのことでしたので、控訴審では状況が一変するはずです」

 と控訴を宣言。そして、

「“落第はしなかった。これから2次テストを受けるのだ”という心境です」

 とファイティングポーズを取るのだ。

■「お母さんと住みます」

 そんな菊池社長が、

「実は、さとうに欺かれたのは金銭的な案件だけではないのです」

 とポツリ。どういうことか。

「皆さんにはそんな印象はないかもしれませんが、彼女は“恋多き女”で……」

 重い口から飛び出したのは、珠緒の男性遍歴だ。

「『超力戦隊オーレンジャー』に出演していた1995年頃は、千葉の実家から仕事場まで通っていましたが、撮影で夜遅くなったり、深夜ラジオの仕事が入ったりして、“叔母さんの家に泊まります”ということが増えたんです。そして97年冬、“実家から通うのは大変だし、叔母が笹塚に引っ越すから、私もそこから通います”と言うので、叔母さんの家だったら食事面にしろ何にしろ安心ですし、私も賛成したのです」

 送迎の際は、なぜか家の前ではなく、近くの幹線道路で乗り降りしていたという。

「ところが98年の冬、雪が降った翌朝でした。迎えに行ったところなかなか出てこないので、いつもさとうが帰る方向に目星をつけて家まで行ってみたら、見覚えのある名前の表札が……」

『オーレンジャー』で共演した5歳上の俳優宅だった。後日、珠緒が交際を白状したというこの俳優は既に引退している。

 秘め事はまだある。

「2005年頃、さとうは舞台で共演した5歳年下の俳優・内田滋(しげ)君と付き合っていました。それとて、たまたま彼女の自宅近くに住んでいた知人の目撃証言で知ったんですけどね」

 今度は世田谷区深沢に引っ越すことになったのだが、

「広めの家で、私は“内田君ではなく、お母さんと住んでね”と釘を刺し、さとうも“はい。彼とは住まず、お母さんと住みます”と答えました。なのに、内田君がさとうの犬の散歩をしていることを女性誌にスクープされてしまったんです。私は“またか”と虚脱感に襲われ、注意するのもやめました。彼女もいい年齢でしたし、あきらめましたよ」

 さて、これら一連の“欺瞞行為”をどう釈明するか。珠緒に問うたところ、

「このような事態になってしまい大変残念ですが、今の私があるのはプチスマイルのおかげだと思ってます。早くこの事態が解消し、お互い、今のお仕事がうまくできるよう願ってます」

 と、得意のオトボケコメント。同棲遍歴についてはダンマリを決め込んだ。

「別に同棲することが悪いとは思いません。ただ、その事実を私にまで隠していたというのがショックでした。私は、さとうを歳の離れた姉妹のように思っていたのに……」(菊池社長)

“泥沼プンプン裁判”は第二幕へ突入である。

「ワイド特集 狭き門より入れ」より

週刊新潮 2015年3月5日号掲載

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