「中谷美紀」略奪婚報道になぜ新宿2丁目「ゲイバー」から異論が出たのか?
大物女優と演技派俳優の熱愛がスポーツ紙を賑わせている。写真誌に渡部篤郎(46)とのツーショット写真を撮られた中谷美紀(39)。10年前にタレントのRIKACOから略奪し、今回のツーショットで結婚秒読みと言われるが、意外な場所から疑問符が投げかけられたのだ。
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わずか100メートル四方に約450軒のゲイバーなどがひしめく新宿2丁目。言わずと知れた“同性愛者”の街であり、累計発行部数1億3000万部の旅行ガイドブック『ロンリープラネット』にも“ゲイタウン”として紹介されている。2丁目にあるゲイバーのママによれば、
「5~6年前まで、このあたりで美紀ちゃんをよく見かけたわよ。うちの店にも、来たことがあるわね。あの時は、映画かドラマのスタッフ4~5人と一緒でした。彼女は、泥酔状態でペットボトルを振り回して水をまき散らしたり、新調したばかりのソファにピンヒールで穴を空けちゃったりしたの。その時、彼女はゲイの友達がいると話してたけど、あの子は真のレズよ」
新宿2丁目にはゲイバー以外に30軒ほどのレズバーがあり、愛好者からは“聖地”として知られている。別のゲイバーの従業員が言うには、
「美紀ちゃんと渡部さんが結婚間近なんて報じられてるけど、本当に驚いたわね。だって、彼女はレズでしょ。最近は見かけないけど、少し前までこのあたりのレズバーで“女漁り”してるって有名だったわ」
さらに、プロレスラーのように筋肉隆々のオカマバーの店長も、
「美紀ちゃんは、2~3年前に潰れちゃった、美人ママがいたレズバーに足繁く通っていたの。彼女は、筋金入りのレズよ。それも攻める側の“タチ”だと聞いたことがあるわ。渡部さんとの熱愛報道は、本当に眉唾ものね。一緒になったとしても、それは“偽装結婚”だと思うの」
■閉ざされた世界
だが、レズバーのママは、同じ街の住人たちの持論を否定する。
「お店で、中谷さんを見かけたことはあるけど、私の目から見て彼女はレズじゃないと思います。その時のお相手は事務所の女性スタッフでしたが、“パートナー”というそぶりではありませんでした」
また、別の老舗レズバーの店長も同意見だ。
「ゲイバーと違って、レズバーは基本的には女性しか入れない閉ざされた狭い世界。中谷さんがレズなら、“パートナー”の噂くらいは耳に入るはずですが、まったく聞いたことがないし、口説かれたという女性の話さえ耳にしたことがありません。逆に、渡部さんがホモだという噂話もないので、あの2人は“ノーマル”な付き合いではないでしょうかね」
火のないところに煙は立たないというが、大手芸能事務所の幹部は、こう苦笑する。
「この手の話は困るんですよ。“女性より、男性が好き”と記者会見を開くわけにもいきませんしね。中谷さんも、渡部さんと結婚して、子供を産めば完全に払拭(ふっしょく)できますが……」
彼女主演の『ゴーストライター』の視聴率は、下降気味。熱愛報道は視聴率回復の話題作りだったりして。