クルド人が最前線で戦う「対イスラム国」地上戦
目下、大ヒット中の映画『アメリカン・スナイパー』。本作でクリント・イーストウッド監督は、イラク戦争で160人を狙撃した伝説のスナイパー、クリス・カイルの生涯を描き出した。
そして、折りしも現在イラクとシリアでは、過激派組織『イスラム国』掃討を目指した有志連合の地上作戦が進行中。米軍からも地上部隊が派遣されているが、
「彼らに与えられた任務は、カイル狙撃手が所属していた特殊部隊『ネイビー・シールズ』とは異なります」
と、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は語る。...