猪木とも戦った柔道家「ルスカ」最強伝説
1972年のミュンヘン五輪柔道でオランダ代表のビレム・ルスカは、無差別級と重量級(93キロ超)の2階級制覇という前人未到の記録を築き世界に君臨した。
「時の日本無差別級のエース篠巻政利はルスカに勝ったことがあり五輪でも期待されていたが、対決前に予選で敗退してしまった。無差別級決勝でルスカは、ソ連のビタリー・クズネツォフと対戦します。体重はともに110キロほど。ルスカは大外刈りから横四方固めを決め3分58秒で勝利した。東京五輪のアントン・へーシンクと同じオランダ選手が再び大きな衝撃を与えたのです」(スポーツ紙記者)
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