テレビで脳梗塞が判明! 42歳「さとう珠緒」意外に危ない「サウナ」後の飲酒
サウナで汗を絞り出し、キンキンに冷えた生ビールを一気飲み――。まさに至福の一時だが、実はそれが「自殺行為」かもしれないのだ。テレビ番組の企画で、脳梗塞になっていたことが判明したさとう珠緒(42)を“他人事”と笑っているそこのあなた、大丈夫?
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2月2日に放送された『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で明かされたさとうの人間ドックの結果は、実に“シャレにならない”ものだった。MRI検査で脳の後頭葉に小さいが5カ所、脳梗塞を起こしている部分が確認され、
〈将来的に認知症になる可能性が高い〉
そう“診断”されたのだ。
「特に体に不調を感じていないのにあんな結果が出て、ホント、落ち込みました」
と、さとう本人が語る。
「ただ、私は雑誌などで“健康マニア”と紹介されることがあるのですが、実は嘘なんです。あれは、当時の事務所が考えた“イメージ戦略”だったのです。ある雑誌ではウォーキングの魅力について分かったような顔をして語っていますが、全然散歩なんてしていませーん。お酒も毎日飲みますしね。ただ、罪悪感が薄まるような飲み方をします。焼酎のお湯割りに青汁を入れてみたり。みみっちいでしょ。キャハハ!」
……。メゲているのかメゲていないのか分からないさとうだが、番組収録後、自分でも脳梗塞について調べてみたという。
「そうしたら、同じく脳梗塞になった長嶋さん(茂雄・巨人軍終身名誉監督)や西城秀樹さんがサウナが好きだということが分かりまして。私もサウナでたくさん汗をかいた後にビールを飲むのがとても好きなんです」
彼女が自身でたどり着いた「サウナ」というキーワードについて、
「サウナ自体が悪というわけではないのですが、発汗後の飲酒は良くない」
と話すのは、医師の米山公啓氏だ。
「サウナで大量の汗をかく。その状態でお酒を飲むと、体はアルコールを分解するために大量の水分を消費します。サウナでただでさえ水分が減った体からさらに水分が奪われると脱水症状になり、血液がドロドロになって、血栓ができやすい状態になるのです。さとうさんの場合、動脈硬化が進んだ状態でサウナに行ったことが脳梗塞の原因になったのかもしれません」
サウナの後は、必ずアルコールの含まれていない飲料で水分補給すべし。