イスラム国外人兵の証言「後悔している。帰国の道が欲しい」
イスラム国の兵士約3万1000人のうち、ほぼ半数の約1万6000人が外国人だと見られている。しかし、過激なイスラム思想に共鳴したものの、早くも嫌気が差している者も少なくないという。そのうちのある外人兵士が、偽らざる胸のうちを赤裸々に明かした。
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「今となっては、フランスに帰りたいだけです。イスラム国での任務に絶望したというほかありません」
と重い口を開いたのは、シリア北部で編制された中隊の副官を務めるモロッコ系フランス人男性(28)だ。
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