外国人の「兵士登用」に踏み切る「プーチン」の深謀
いまや世界の脅威となったイスラム過激派に、ロシアもまた怯えている。
1月2日、ロシアのプーチン大統領が署名した大統領令によって、ロシア軍が外国人を登用できるようになったという。
「年齢が18歳から30歳であること、ロシア語に堪能であること、服役中もしくは起訴中の身でないこと、といった条件さえ満たしていれば、どこの国の人でも、期間5年の契約兵として働くことができます」
とは、ロシアの安全保障問題に詳しい未来工学研究所の小泉悠研究員。
「とはいえ、法律を読むと、“希望者はロシアの徴兵委員会か、自国のロシア軍基地に出頭するように”と書いてあるので、明らかにロシア軍が駐留している国を念頭に置いている」
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