「がんばると迷惑な人」ってどんな人? 無能だがやる気だけはある人々
努力は必ず実を結ぶ――というのは、タテマエに過ぎず、往々にして報われないことが多い。それどころか、努力すればするほど、ズレる、スベるという人も結構いる、というのが会社や組織で働いたことのある人の実感ではないだろうか。
そういう人はどこに問題があるのか。組織論などを研究している太田肇同志社大学政策学部教授は、『がんばると迷惑な人』という新著で、この問題を正面から扱っている。太田教授は「努力するほどスベる人」「がんばると迷惑な人」についてこう解説する。...