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高校時代に読んでピンとこなかった人必見 “漱石再読”のススメ 〈私の夏目漱石体験(3)〉
各界の著名人が自身の「夏目漱石体験」を語る本シリーズも、今回が最終回。紹介する作品は『坊っちゃん』や『吾輩は猫である』に比べて、やや通好み? “読まず嫌い”のアナタや、以前に読んで挫折したアナタも、この「没後100年」を機に、文豪の作品に手を伸ばしてみては。
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浪人生時代に漱石作品と出会ったというのは、早稲田大学の石原千秋教授(日本近代文学)だ。
「当時、付き合っていた女性にフラれ、その反動なのか、新潮文庫の明治・大正期の近代文学作品を猛烈な勢いで読み始めたのです。...
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■無条件降伏のウソ
8月になると、戦争関連の記事や番組が増える。多くの日本人は、1945年に日本は連合国に対して「無条件降伏」をした、と習ってきたし、今もそう信じている人がほとんどだろう。
しかし、有馬哲夫早稲田大学教授は、新著『歴史問題の正解』の中で、その見方に異を唱えている。第6章のタイトルは、そのものズバリ「日本は無条件降伏していない」である。
このような見解を聞くと、「戦争を正当化するある種の人たちのトンデモ説だろう」と警戒する人もいるかもしれない。...
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