「赤ちゃんはいつ?」増える女性同士のセクハラ! 対処法は?

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■職場でのセクハラは年々増加している!

 同性間のセクハラ被害を訴えるケースが増えているそうです(厚生労働省調べ)。そこで、異性間だけでなく同性間の言動も職場のセクハラに該当することを盛り込んだ男女雇用機会均等法施行規則を改正する省令が公布され、今年の7月1日に施行されることになりました。セクハラって、男性が女性にするもんじゃないの? と思っているアナタ。要注意です!

■女性が女性にセクハラ?

 同性同士だと認識が甘くなりがち。女性から女性に対して「赤ちゃんはいつ?」と個人的な家族計画について聞いたり、しつこく飲みや食事に誘ったりするのはセクハラの可能性が。あるいは飲み会の席で男性から男性に対して「脱げ~っ」と強要するなどももちろんアウト。同性同士ならいいだろうと思っていませんか? セクハラとは、「相手の意に反する性的言動」。つまり、相手がいやだと思ったらセクハラになってしまいます。

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■もしセクハラにあったらどうすればいいの?

 まず会社の相談窓口を探してみよう。会社にはセクハラ防止対策をするべき、措置義務があります。派遣社員だとしても、派遣元・派遣先両方の会社に措置義務があります。もし相談窓口がなければ、会社側の義務違反。裁判で争ったときなどにその事実自体が有利な証拠になります。

 また、日時・場所・されたことなどを詳しく記録に残しましょう。誰かに相談するということ自体が証拠になるので、ぜひ相談して。セクハラは、2人きりのときにされることが多いので、証拠を残すのが難しいのです。もしメールなどを送られた場合は、気持ち悪くても必ず取っておいて。

 もっとよいのは、セクハラをされたときにいやという意思表示をすること。そうするとより有利。ただ、相手が上司など、立場が上で拒否自体できない場合もあるので、拒否しなければセクハラでないということもありません。

 会社で相談してダメだったら、各都道府県の労働局や弁護士に相談するという手も!

 セクハラが転じてパワハラになる例はよくあるそう。他にもストーカー、ひったくり、DVなど、身近で起きる可能性がある危険はたくさん。対処法を知っているか知らないかで、その後の人生が変わるかもしれません!!!

参照:『身近な危険から自分を守る! ゆるサバイバル入門_
地震・火事・集中豪雨などの災害から、盗難・性被害・悪徳商法などの犯罪、セクハラ・パワハラまで、ゆる~く読めて、しっかり役立つコミックエッセイ。

デイリー新潮編集部

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