厚労省が11年ぶりに睡眠指針を刷新 ぐっすり眠るための4つのポイント

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 春眠暁を覚えずというのに、うまく寝付けなかったり、眠れても変な時間に目が覚めてしまったり。長時間眠ってもなんだかぐっすり眠った気がしないなんてこと、ありませんか。

 厚生労働省が11年ぶりに近く発表する予定の新たな睡眠指針では、睡眠不足や質の低下がうつ病や、高血圧や糖尿病などの生活習慣病につながると明記されました。

 これまで誰もが「眠れないとなんだか調子が悪いなー」とぼんやり思っていたことが、データ的に証明された形です。

 さらに新指針では「よい睡眠は生活習慣予防につながる」とあり、心身ともに健康でいるためには、やっぱり「自分にとってのいい眠り」を追求することが大切なようです。

ぐっすりを手に入れるには?

 では、どうしたら「カスタマイズされた眠り」を手に入れられるのでしょうか。 

 睡眠改善インストラクターの鍛治恵さんに聞いてみました。

 鍛治さんは著書『ぐっすり。―明日のパフォーマンスを全開にする快眠処方箋60―』の中で、

「ぐっすりを手に入れる方法は、人によって違います。誰にでも当てはまるような方法やグッズは存在しないのです。」

 と説きます。

 え? ないんですか、魔法のスーパーアイテム。

 超安眠マットレスとか、瞬時に爆睡できる枕とか?

 では、寝床に入ってもなかなか眠れない迷える子羊は、一体どうしたら?

Dr.週刊新潮 2017 病気と健康の新知識

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