3年で復旧を果たした三陸鉄道 海外からの支援に地元住民も感動

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 平成23年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害にあった岩手県の三陸鉄道。会社存亡の危機から3年で全線復旧に漕ぎ着けた。

 震災直後から動かせるところから列車を動かし、存続の意志をアピールしつづけ、残りの不通区間の復旧工事を進めてきた。そして4月5日には南リアス線吉浜~釜石間、6日には北リアス線小本~田野畑間が開通し、震災前の姿を取り戻した。やはり「鉄道は列車が動いてこそ鉄道」ということを実感させられた。

 この全線復旧で注目すべきところは、望月正彦社長が震災直後に「3年で復旧させる」と明確な目標を掲げたところ。...

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