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「醤油は凍らない」「温泉を煮詰めると塩が残る」女子中学生の可愛くて愉快な大発見に大爆笑! 理科の先生が教えてくれる大人にも役立つ“自由研究”
「Mさんは『花は毎日ほめてやると長持ちする』と聞いたので、水をかえる時『きれいだね』とほめてやったら、ほめないものより5日から、7日も長持ちしました」
こんな、なんてことのない些細な発見が、人生を多少なりとも左右することがあるかもしれない――。
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冒頭で紹介した「花をほめる研究」は、ある女子中学生が自分で思いつき実験をした成果をレポートしたものだ。このレポートを紹介するのは、静岡雙葉高等学校・中学校で45年にわたって中学生に理科を教え続け、今年3月に退職した清邦彦さん(70)。...
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人体の謎をめぐる知的な航海/『人体の物語:解剖学から見たヒトの不思議』
明らかに自分のものなのに、実はそれについて何も知らない――。それが人体だ、といわれても多くの人は納得しないだろう。著者はこれを「午前三時の膀胱問題」といい、「なぜそんな時間にトイレに行きたくなるのか、自分の膀胱が機能する仕組みを知っているか?」、「今と若い頃とで膀胱の働き方が違うように思えても、それがなぜか説明できるか?」と問う。おそらく誰も答えられないはずだ。要するに私たちは「人体」について何も知らぬまま何十年も生きる。
本書はその“謎だらけの相棒”である人体について、文学、絵画、文化人類学、歴史などのジャンルから理解を試みた過去の偉人たちのエピソードを紹介することで、人体を“解剖”しようというもの。...
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